雇用に関する暗い話(1)

今の日本はお先真っ暗の状態だ。派遣切りされた40万人は職を求め、自動車業界と電機業界は大幅なリストラを発表している。たまごどんにとって馴染み深い電機業界では、ソニー1万6千人、NEC2万人、パラソニック1万5千人の正社員を含めたリストラ策を相次いで発表した。不況の時に首切り案なんて、どこの馬鹿経営者でも思いつくぞとたまごどんは思うのだがな。

パラソニックは12月度で黒字なんだが、どうやら時流に乗った近い将来の生産減対策みたいだ。こういうことするから松下電器が嫌いなんだよねえ。「社長島耕作」というイヤラシイ漫画は、どうもたまごどんの性に合わない。といいつつもチャッカリ読んではいて、今週号では島耕作が日本電産の永守会長モドキと会っているのが面白かった。あれ、やっぱりギャグ漫画じゃないのかなあ。

3月になると派遣の解雇が一段落するのだろう。そうなると次の固定費削減対策は正社員切りしかない。この不況、肝心のサブプライム処理が一向に進んでいないことから、まだ幕が開いたばかりというのがたまごどんの見立てだ。とてもこの先1年で明るくなるというレベルじゃないと思う。

予言をしておくと、たまごどんの会社でも早期退職者を募集し、大幅なリストラを進める。実際それしか方法がないではないか。電機業界を引っ張る商品はまだ見つかっていないし、今なら先手でリストラすることもできるだろう。バブル崩壊時に起こったように、リストラ策を発表することで株価が上がったりしてな。

たまごどんだったら、給料の1割カット＋ボーナスカットを呑む代わりに、雇用を確約してもらう方がいい。大変だろうけど、組合は性根をすえて労使の話し合いに臨んで欲しいな。

呑みニュケーション

たまごどんは今会社の寮に住んでいる。寮に住む利点の一つに、友達と飲んで騒ぐのに都合がいいことがある。悩み大き若者の愚痴を聞き出すためにも、ここは酒だろう。

同僚を二人連れて、馴染みの居酒屋に行く。これだけ近くていい店なのに、二人ともあまり使わないらしい。

酒を呑んだのは結局たまごどんだけであったが、二人とも色々と溜まっていたみたいだ。不満が出てくる出てくる。まあガス抜きも必要だし、今夜は思う存分語ってくれい！

どんなに優れた人間でも、人間関係のもつれはしんどいものだ。たまごどんが潤滑油になれればいいのだがね。この部署のメンバーは優秀で真面目である。真面目は美徳なんだけど、同時に欠点にもなることがあるのだ。

単純に他人の人物評は面白い。たまごどんとは全く異なる視点を教えてくれるしな。それにしても、呑みニュケーションってのは素晴らしいコミュニケーションツールですなあ。TOEICなどナンボのもんじゃい！

ナンボでも寝られる

バラソニックがリストラ策を発表し、局面はいよいよ正社員切りに移行したようだ。そんな中でも、仕事は山のようにある矛盾。まだ八日市に戻って二日目だが、３月末まで忙しいことが内定した。こんな内定より、新社会人に内定出してあげてよ！

しかし眠い。たまごどんが富山で疲労困憊した証拠なんだろう。今たまごどんの脳のMRI画像を撮ったら、ある部位が腫れているんじゃないかなあ。

手島慶介の死

仕事始めのたまごどんに与えられた仕事は、なかなかにハードな内容だった。うーむ、これは難しいッスよ。

今日は水曜日なので、定時で帰ることが義務付けられている。よっしゃ先輩、今日は一杯行きますかぁ〜。

富山と競輪に詳しい彼と、二人でしゃぶしゃぶする。ほほぅなるほど、そんなことがありましたか。ゴマだれイケますよ先輩。もちろんポン酢もなかなかですけど。

話は競輪に移り、先輩から衝撃の発言を聞くことになった。

「手島って分かるか？」
「S級の手島慶介ですか」
「正確には、競輪界に18人しか居ないS級S班のな。彼が死んだんだよ。死因はよく分からないけど、自殺という話がある。」
「！!」


先輩は彼の自殺の原因について、競輪界の暗黙の了解から推理してくれたが、正直そんな理由で自殺するものだろうか？しかし、あの強靭な肉体に病魔が潜んでいたとも思えない。
ただ一つ言える事実は、年間に6千万円以上を稼ぐ黄金の脚を持った手島は、天に召されてしまったことだ。

たまごどんは飯島愛とほぼ同じショックを受けた。手島慶介に合掌。

引っ越し完了

たまごどんの引っ越しは無事に完了した。体が疲れていたが、予定通りにスケジュールをこなすことが出来た。明日から会社である。何か挨拶を考えておかないとな。

馴染みのブックオフに寄り、馴染みのココイチで食べて、小雨降る滋賀県の冬を体感する。富山よりは暖かいが、たまごどんにとっては寒い。

今気になっていることに、小舟でミャンマーから脱出した少数民族難民を、タイ政府が見殺しにしているニュースがある。もう少ししたら詳しく論じてみよう。

さらば富山

色々取り上げたいニュースも多いのだが、日常のイベントが忙しすぎるんで難しい。今日がたまごどんの富山生活最終日になる。さらば富山！たまごどんは今から高速に乗り、滋賀を目指すのだ。

ここまで書いておいてなんだが、絶対また来るよな〜。とりあえず、馴染みになったインターネットカフェの会員証を捨てないでおこう。この先しばらくは更新に難儀する日常を送るんだろうなあ。

それでは皆さん、アデュー。

寿司屋の大将とのお別れ

昨日はたまごどんのお別れ宴会であった。会社の課のみならず、他の課のメンバーも付いてきてくれた。それでも、若い衆はお金がもったいないのかすぐに帰るんだねえ。まあ、無理して来てくれても困るが、今日は腰抜けるまで付き合います！という人との繋がりを彼らは欲しないのだろうか？たまごどんが考える友達と、彼らの想定する友達とには質的な差があるように思えてしまう。
だいたいやね、金を溜める理由は、こうした時に吐き出すためじゃないの？金は下らないことに使うときが一番輝くのだよ。

こういった内容は年寄りの愚痴に聞こえるだろうから、この辺で切り上げよう。今日は荷造りをし、中古センターへ机を売り、カーペットを仲良くなったインドネシア人にあげた。ふう、疲れた〜。予定では明日の午前中に引越し業者が荷物を積み上げ、たまごどんは一晩富山に泊まって、車で八日市に向かうことになる。

夜の8時頃、たまごどんが富山で最後に寄らなくてはならない所に向かった。総曲輪にある寿司屋さんだ。寿司職人であるチチローソックリの大将に挨拶しなくてはならない。

扉を開けると客は誰も居ない。「よ！久しぶりだね」と挨拶してくれる大将に、富山から離れることを告げた。少々驚いたみたいだが、また富山に来るだろうしね。今日は気張って特上をお願いした。ネタを見ると、あまり出ていないみたいだ。大将、景気はどうです？









「いやあ酷いもんだね。昨日はお客さん来てくれたけど、今日はサッパリだよ。」たまごどんも喋れる範囲で、会社の状況を話す。とにかくエラい事になっていますわ。話題は派遣切りについても及び、彼らの中に優秀な人材がいることや、彼らの再就職の難しさについても話した。

大将の奥さんも会話に加わった。「私ね、サブプライムって分かんないけれど、FXとか預けたお金の4倍とかの売買が出来るって言うじゃない？そんなことしてたらオカシクなって当然だと思うの。偉い人が難しい数式使ってやってんだろうけど、マトモじゃないと思うわ。」実際のレバレッジはもっと凄い倍率じゃないのかなあ。頷きながら特上寿司を満喫した。

大将、不況に負けずにまた会いましょう！

エチオピアとな！？

たまごどんは明日で仕事納めだ‥って、これは昨日も書いた気がするな。今日はお世話になった同僚と高級回転寿司を食べに来た。今日はたまごどんが出すから、ガッツリ食べてよ。といっても一皿500円以上は空気嫁だがな。

「本日のお勧め」にエチオピアという寿司ネタがあった。エチオピア？たまごどんは駅伝が強い国しか知らないけどなあ。








その店の中では意外と安いネタであったので、恐る恐る注文してみる。「すみませーん、エチオピア一つね！」出てきたのは意外と普通のエチオピアであった。味は白身魚よりもやや濃厚で、美味しかったですぅ。
.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ

あと二日

富山の仕事納めもあと二日だ。明日は午前中有休をとって、市役所と警察と郵便局をハシゴする予定である。あ〜あ、たまにはノンビリとプロレスを見に行きたいなあ。

久しぶりに買った週刊プロレスにプロレス技辞典があった。今週は「あ」から「う」までのプロレス技だ。どれどれ‥

【アルゼンちん】
男色ディーノのオリジナル技。相手の股間を片手でガッチリ掴んだ状態で持ち上げるアルゼンチン・バックブリーカー。

【インリンあ〜んデスロック】
インリン様（引退）のオリジナル技。M字開脚ポーズを決めながらのリバースインディアン・デスロック。


‥いや凄いんだけど、ここまで載せるんか？

派遣切りから正社員切りへ

大手部品メーカーのNECトーキンが、正社員切りに乗り出したようだ。

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　ＮＥＣの電子部品子会社「ＮＥＣトーキン」は２７日、国内外で正社員（現在約１万９０００人）の半分に当たる約９４５０人を今年中に削減すると発表した。昨秋以降の金融危機深刻化を受け加速した人員削減では、国内企業で最大規模となる。

　国内では、正社員約２８００人の１６％に当たる約４５０人を削減。３月に３５歳以上を対象に早期退職を募る。海外の人員削減も早期退職を中心に実施する。
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たまごどんが今の会社に入れていなかったら、NECトーキンは有力な候補だった。圧電デバイスではかなり知られた企業であるし、NECの看板もある。企業としては磐石な方だと思ったんだけどな。なんでも、早期退職者の募集を35歳以上で行い、日本国内の3工場を閉鎖するようだ。今の時期、おいそれと手を挙げる訳にはいくまいが、50歳以上であればイロを付けてくれたら乗るかなあ。

正社員450名の応募を見込み、社員数を半減させるようだ。半分ね〜、会社の組織として機能しないんじゃないかなあ？たとえ社員として残れたとしても、幸せな会社員人生は難しそうだ。去るも地獄、残るも地獄ということか。世界恐慌の時もこんな感じだったんかねぇ。

派遣切りを進めるとしてもおそらく3月までだろう。その頃には派遣労働者が会社に居ないと予想されているからね。となれば正社員のリストラしかない。全く、このリセッションの速度はITバブルの比じゃない。たまごどんが富山から離れるのも、あるいはコスト削減の一環なのかもね。3月の決算期には、日本中で「下方修正の下方修正」をしているんとちゃうやろか？