2005年11月28日
いでえいじという漫画家
日本でのみ発展した漫画形式がある。それが四コマ漫画だ。現代は四コマ漫画専門誌も複数存在しており、ギャグや恋愛、学園コメディが繰り広げられている。
10年ほど前にたまごどんがお気に入りで毎月購入していたものは「漫画タイムラブリー」だ。こだま学の「ナオミだもん」や小池田マヤの「スーパータムタム」、丹沢恵の「ごめんあそばせ」、窪田まり子の「恋するさよちゃん」、秋吉久美子は「はるなちゃん参上!」だったかな?力のある漫画家がしのぎを削っていた。当時は4コマ漫画を単行本として出版すること自体が難しく、先に挙げた売れっ子漫画家はともかくとして、中堅四コマ漫画家には不遇の時代であった。
ラブリーのギャグ四コマ漫画家に、いでえいじがいた。彼の「ぺんぎんOffice」がたまごどんは好きだった。ギャグ漫画はそのキレが命だ。当時20歳チョイだったいでえいじは、キレという点で他のギャグ作家と一線を画していた。
内容は「ぺんぎんの与一とOLのみくちゃんが、いっしょに会社で働く。ラブリーな与一に萌えるヤクザの親分、テレビ好きな社長、35歳小林係長独身、涙でメガネが曇る課長さん、いつでも冷静な早川社長秘書」というもので、何がなにやら分からんな。ギャグ漫画というのは解説できないものなのだろう。
ギャグ漫画家の全盛期は短い。吉田戦車も相原コージも古谷実も、ギャグに心血を注いで一時代を築いたが、やはりある時から才能が枯れていった。現在のいでえいじに当時のギャグを要求するのは酷というものだろう。
近代麻雀ゴールドで連載している「30年間無勝の男」には、当時のいでえいじらしさが出ている。「ヨルのガッコウ」のような非ギャグのいでえいじ作品に対しても、たまごどんは点が辛すぎるのかもしれない。
たまごどんが10年前にいでえいじに感じた才能のきらめきは本物だったと思っている。
※いでえいじの原点が分かるかもしれない漫画を貼っておきます。
10年ほど前にたまごどんがお気に入りで毎月購入していたものは「漫画タイムラブリー」だ。こだま学の「ナオミだもん」や小池田マヤの「スーパータムタム」、丹沢恵の「ごめんあそばせ」、窪田まり子の「恋するさよちゃん」、秋吉久美子は「はるなちゃん参上!」だったかな?力のある漫画家がしのぎを削っていた。当時は4コマ漫画を単行本として出版すること自体が難しく、先に挙げた売れっ子漫画家はともかくとして、中堅四コマ漫画家には不遇の時代であった。
ラブリーのギャグ四コマ漫画家に、いでえいじがいた。彼の「ぺんぎんOffice」がたまごどんは好きだった。ギャグ漫画はそのキレが命だ。当時20歳チョイだったいでえいじは、キレという点で他のギャグ作家と一線を画していた。
内容は「ぺんぎんの与一とOLのみくちゃんが、いっしょに会社で働く。ラブリーな与一に萌えるヤクザの親分、テレビ好きな社長、35歳小林係長独身、涙でメガネが曇る課長さん、いつでも冷静な早川社長秘書」というもので、何がなにやら分からんな。ギャグ漫画というのは解説できないものなのだろう。
ギャグ漫画家の全盛期は短い。吉田戦車も相原コージも古谷実も、ギャグに心血を注いで一時代を築いたが、やはりある時から才能が枯れていった。現在のいでえいじに当時のギャグを要求するのは酷というものだろう。
近代麻雀ゴールドで連載している「30年間無勝の男」には、当時のいでえいじらしさが出ている。「ヨルのガッコウ」のような非ギャグのいでえいじ作品に対しても、たまごどんは点が辛すぎるのかもしれない。
たまごどんが10年前にいでえいじに感じた才能のきらめきは本物だったと思っている。
※いでえいじの原点が分かるかもしれない漫画を貼っておきます。