たまごどんは週刊金曜日の読者だ。愛読者というよりも、金曜になったら郵便受に入っている雑誌だから読んでるという感じだ。週刊金曜日も世の中の全ての雑誌と同じく、いい記事もあればアホな記事もある。

アホな記事としては「買ってはいけない」があろう。出鱈目な与太話を垂れ流していたため不評を買い、『「買ってはいけない」は買ってはいけない」』なる本まで出版されちゃった連載記事だ。

今週号の「新・買ってはいけない」は渡辺雄二氏だ。この人は先の本でさんざんに批判されているが、ゴーイング マイウェイを貫く信念の人だ。今回の題材は「アクティオ グルコサミン」。膝の軟骨形成サプリメントらしい。

渡辺氏はこう記す。「グルコサミンやコンドロイチンを含むサプリメントは(中略)軟骨の形成を促そうというものだ。しかしアサヒフードアンドヘルスケアの「グルコサミン」を摂取することで、実際に膝の関節の痛みが取れるのか、同社に問い合わせると、企画本部の担当者は「(中略)一般的にグルコサミンという成分自体に、よい働きがあるので、当社の『グルコサミン』でもよい作用が得られると考えている。しかし、実際に効くのかと問われると、食品なので『効きます』とはいえない」と答えた。」

そこで渡辺氏はこう噛み付く。「もし新聞広告などを見て、膝の痛みが治ると信じて何ヶ月も飲み続け、一向に治らなかったら悲劇だ。しかし医薬品と違って、人間で効果が確認されていないこうした製品の場合、そういう事態は十分あり得るのだ。」

はあはあ、治らなかったら悲劇やね。でもサプリメントって栄養補助剤なんやから、鎮痛効果を期待して飲んでる人っているの?医薬品は副作用も怖いし、簡単に通販で買えちゃったら問題じゃない?アサヒフードの担当者は至極真っ当に回答しているように思うけど。

渡辺氏は、関節痛を患う哀れな消費者を救うためにアドバイスを下さった。「すり減った軟骨の形成を促すためには、日常の食生活で、軟骨の固形成分の約半分を占めるコラーゲンを十分に摂取することが大切である。さらに、グルコサミンやコンドロイチンなどを含む食べ物を食べれば、なおよいだろう。」

待て〜〜〜い!渡辺さん、あんた口から食事として摂取するのと、サプリメントとして摂取するのとで、効果が違うと言っているのかや?サプリメントは普段の食事で取れない栄養素を補助するものであり、ある人にとってはこのサプリメントが必要なんじゃろ。

「買ってはいけない」はいろいろ読んだが、ここまで意味不明な記事は初めてだ。なにせ批判しているサプリメント摂取と、渡辺氏が推す食事療法とが、たまごどんには全く一緒に思えるからなあ。

ひょっとして、サプリメントが高すぎるという批判なのか?(それっぽい記述もある)。高いか安いかも人それぞれだろう。渡辺氏はゼラチンを食べてご自身の関節痛を治されたようだが、サプリメントを購入したい方はそうすればいいのだ。

いつものことだが、批判をアクティオ グルコサミンに限定している意味が分からん。ビタミンCサプリメントなんて、もっと莫大なマーケットじゃないのか?渡辺氏の理屈だと、蜜柑からのビタミンCと、サプリメントのビタミンCとでは効果が違う筈だし。

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