2006年01月30日
精神鑑定(2)
佐世保で起こった小6女児殺害事件の加害少女はどうやら鑑定をしたようだ。通常の裁判と違い家裁なので、その情報はよく分からない。鑑定結果は「異常とはいえない」というものだったらしい。
少女には事件前にいくつかの信号を発していた。ホラーへの傾倒、同級生男児への暴力などである。これらが全て異常行動とは、たまごどんには思えない。12歳は早いが、思春期にはよくあることだ。たまごどんも中学の頃は、「馬鹿な同級生なんか相手に出来るか」と考えていた馬鹿なマセガキだったのだから。
思春期特有のニヒリズムもエゴイズムも、大人から見ると十分に異常思考であり異常行動だ。こうした青春のハシカと真の精神異常とを見分けるには、専門家による鑑定がベストだろう。
鑑定が「異常とはいえない」という結果だったことに、我々は注意しなくちゃいかんな。一線を超える人間を完全に見分けることは出来ないという事実を、この結果は示している。彼女は子供であるが故に人間関係が狭く、家庭と学校の疎外感に耐えられなかったのだろう。「異常ではない」子供が起こした事件は、教育や家庭に大きな問題提起をした。逆に言えば、鑑定によって問題が明確になったのだ。
この問題、なかなか深くて難しい。もう少し整理してみたい。
少女には事件前にいくつかの信号を発していた。ホラーへの傾倒、同級生男児への暴力などである。これらが全て異常行動とは、たまごどんには思えない。12歳は早いが、思春期にはよくあることだ。たまごどんも中学の頃は、「馬鹿な同級生なんか相手に出来るか」と考えていた馬鹿なマセガキだったのだから。
思春期特有のニヒリズムもエゴイズムも、大人から見ると十分に異常思考であり異常行動だ。こうした青春のハシカと真の精神異常とを見分けるには、専門家による鑑定がベストだろう。
鑑定が「異常とはいえない」という結果だったことに、我々は注意しなくちゃいかんな。一線を超える人間を完全に見分けることは出来ないという事実を、この結果は示している。彼女は子供であるが故に人間関係が狭く、家庭と学校の疎外感に耐えられなかったのだろう。「異常ではない」子供が起こした事件は、教育や家庭に大きな問題提起をした。逆に言えば、鑑定によって問題が明確になったのだ。
この問題、なかなか深くて難しい。もう少し整理してみたい。