2008年09月15日

これからの花形ポストは農水大臣だ

何度も何度も繰り返されるといえば、大相撲協会と農林水産省の迷走だろう。三笠フーズの事故米転用問題は、何度も何度も繰り返されてきた食の信頼を揺るがす事件である。その健康被害はNATROM氏が検討していて、どうやら大したことは無いレベルだと断定できる。けどなあ、きっこ姐さんが言うように、太田農水大臣が自慢げに「焼酎の場合は製造過程で無害化されることもある」「(メタミドホスの混入は)中国のギョーザ中毒事件と比べれば60万分の1の量にすぎず人体に影響はない」とは、全く自分の職務が分かっていない馬鹿発言だ。

たまごどんが総理なら、農林水産大臣には自分の腹心中の腹心を任命する。任務は、今までの減反政策の撤回だ。アメリカやWTOとの関税調整、生産者(農家)と消費者(サラリーマンなど)への理解と説明、食の安全対策、補助金額とその分配、自給率50%という目標に対する施策を講じさせる。関係する省庁は総務省、財務省、環境省、外務省、経済産業省か?相当な連係プレーが必要だし、これは必要な政策なのだ。

ここまでの困難な役職は、環境省以外にそうはあるまい。太田や赤城や松岡みたいな無能な男に務まる職務じゃないのだ。せめて減反政策を撤回し、米あるいは米以外の農作物や酪農にハッパをかけなくっちゃならない。たまごどんが考える財源は防衛費の削減だ。これだけ自給率が下がっているんじゃ、イージス艦が何隻あっても防衛なんか出来ないだろうに。

てか、今の自民党が選挙前に打ち出すべき施策じゃないのかなあ。民主党がどうやって組閣するつもりか知らないけど、たまごどんなら農林水産大臣には菅直人を指名する。衆院選挙では農政も大事な争点になると思うのですよ。

th302d at 23:58│Comments(3)TrackBack(0)ニュース | 社会

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この記事へのコメント

1. Posted by wadja   2008年09月16日 00:19
減反政策の撤廃もええけど、農業の企業化を真剣に考えるべき時やないやろうか?

資本主義や市場原理が万能やとは思わんけど、補助金のばら撒き政策よりは、望みがありそうな気がする。

ま、今の政治の実態を考えると、実現可能性は限りなく低いんやろうけど。
2. Posted by 谷庵   2008年09月16日 11:27
農業の企業化賛成。
一部の農産物は、工業化した方が生産効率も良いし。

ビルの中で、LEDと液肥による栽培であれば、耕作地の不足も問題ない。
害虫を寄せ付けなければ農薬も必要ないしね。
3. Posted by たまごどん   2008年09月17日 00:28
たまごどんも補助金バラマキ政策にはもとより反対なんだピョン。農地の集約と効率化だけでない新農地改革についての本を読んだ記憶があるのら。も一回本棚探して、これについてはまた考えてみるピョンよ。

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