2009年11月26日

事業仕分けの違和感を考察する

事業仕分けが世間の喝采を浴びているようだ。批判する人も蓮舫議員がキツ過ぎるとか、時間が短いとかが多く、たまごどんの思う本質とは違う枝葉からの非難が多いように思える。

たまごどんの言う本質とは、この事業仕分けが小泉総理の構造改革とまるで同じに見えるというものだ。小泉改革では福祉・医療・教育分野で大鉈が振るわれたが、今度の事業仕分けでは基礎科学分野にまで予算削減の波が及んだということが相違点かな。今回は基礎科学分野の決定的な衰退を招く可能性もあるなあ。困るのは将来の国民、つまり子供たちである。
 
そもそも先日の総選挙は、「構造改革はもうゴメンだ」という民意の発現ではなかったのかね?「生活が第一」を旗頭にし、無駄を省き、埋蔵金を発掘すると民主党は言っていた筈だけど。今の仕分け作業は、乾いた雑巾を搾り取るだけの作業でしかない。埋蔵金の話はどこにいったんや?

必殺仕分け人のメンバーだって問題が多い。ここによると仕分け人は小泉・竹中路線の牽引者や後援者が主流なのだ。ここでは国民新党の言い分が正しいように思える。

>具体的には、「川本裕子氏」、「ロバート・フェルドマン氏」、「土居丈朗氏」、「石弘光氏」、「冨田俊基氏」など。この連中は、挙って「小泉竹中似非構造改革支持者」や「財政再建原理主義者に位置付けられる輩ではなかったか。

蘇った構造改革。ニュースステーションでは古館や朝日OBが安心している。「馬鹿なことを言うな、防衛省だって予算削減ではないか!聖域のない予算仕分けの証拠だろ!」という人が居るかもしれないが、防衛省の広報費なんぞ鼻クソみいな額でしかないでしょうが。迎撃ミサイルの開発を中止すれば、巨額予算が捻出できる。「迎撃ミサイルの対費用効果は?北朝鮮から日本到着まで数分しかないが、迎撃は必ず行えるのか?日本全国に迎撃網を設置するのに、どのくらいの費用がかかるのか?」こうした質問をすれば、開発中止!となるに違いないと思うんだけどな。

たまごどんのお気に入りブログでもあるきまぐれな日々でも、事業仕分けは取り上げられていて、その中でもたまごどんは赤旗の主張に共感した。日本には無駄な事業が多くある。今度の事業仕分けで思いやり予算半減くらいの結論をぶち上げないと、結局は政治ショーにすぎなかったと言わざるを得ないでしょうな。

あと、税制についても少し触れておこう。たまごどんは大企業の優遇制度を変えるべきだと思う。小泉改革のロジックでは「大企業を優遇して利益が得られるようにすれば、彼らはそのお金で設備投資をし、その結果雇用が増え、国民の活力が出てきて、不況からの脱却ができる」というものだ。しかし現実は、大企業は内部留保を貯めこみ、雇用者の待遇アップや新規雇用の増員というアクションを起こさなかった。であれば、大企業を優遇する必要はないと思うけど。

これからの国の税制については、考えがまとまったら取り上げて見るつもりだ。





th302d at 05:39│Comments(0)TrackBack(1)社会 

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1. 学問研究は「自由な精神」に基づく─小池百合子は反面教師  [ きまぐれな日々 ]   2009年12月04日 08:13
前エントリで、「一区切りにしたい」と書いた「事業仕分け」の話だが、どうしても引っかかっていた点が一つあるので、それについて補足する??..

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