最近の「たまごどんが行く!」は妙にアクセス数が多くなっている。実はちょっと前に書いたTPPについての記事が無茶苦茶にヒットしているのだ。ということは、このテーマは読者の関心事ということなのだろう。そこで今日は、TPPに関する現時点のたまごどんの考えを書いておこう。

現時点では、たまごどんはTPP参加に否定的だ。農業分野への壊滅的なダメージは避けられず、工業分野へのメリットはそれに比べて微々たるものだと判断している。世界的には食糧不足が深刻化している筈だ。世界人口の増加も、地球温暖化の影響も、現実の問題として人類に牙を剥いている。

そもそもだ、TPPに賛成している方の意見は矛盾していないか?農業部門に対しては中国の富裕層向けの付加価値の高い農産物を求める一方で、工業部門に対しては途上国向けの安価で低機能の製品を要求するのだ。逆だろう。工業部門にこそ高付加価値の製品を死に物狂いで開発するように要求するべきじゃないのかね。日本は資源的に乏しく、それ故に国力を拡大・維持するためには技術立国の座を堅持するしかないとたまごどんは思うのだ。

いずれBRICSと呼ばれる国々も、高級品を求める層が多くなっていくだろう。彼らが金を握った時に、日本製品を買いたいと思わせることこそ大事な国策だと思うけどな。技術の研鑽を怠って政治的解決に頼ったアメリカの製造業がどうなっていったのかは、歴史が証明している。

さらに言えば、TPPに参加している韓国だって米だけは死守している。たまごどんも、せめて米だけは守って欲しいと思うね、国の安全保障の点からも。