2011年07月05日

ボランティア活動 その1

たまごどんが参加したボランティアは連合が主催しているもので、いわき方面には30名が参加する。事前に名簿を渡されているが、当然誰も知らない。たまごどんは大きな旅行トランクを片手に東京に向かい、11:00頃に連合本部に到着した。受付を済ますと帽子とバッジを渡される。とりあえず渡された帽子を被って椅子に座った。

安全に関する諸注意や事務連絡が終わってからロビーに降り、お偉いさんの挨拶があって記念写真を撮ってからバスに乗り込む。車中で弁当をかっこみ、目的地までは3時間だ。たまごどんは3班だが、誰が誰なのか全く分からないため、持ってきた「物性科学のすすめ」を読む。今日は6時起きだったし、眠いなあ。

高速を降りていわき市内を見る。屋根瓦が落ちている以外は、いたって普通だ。ときどき商店街に「がんばっぺ!、いわき」という旗が掲げられている。福島県の被害は主に津波であり、従って海岸が活動の場と聞いている。今日からの宿は湯本温泉のホテルであり、ここに移動するだけで今日の予定は終了だ。

ホテルに到着して八畳の部屋に入った。ここで男五人が寝泊りするんだな。簡単なオリエンテーションが終わると班長さんだけ会議をするそうだ。その間は自由にしていいという。たまごどんを含めた4人は自己紹介を始めた。
「どうも、M社のたまごどんです。齢は40です。」
「あ、どうも。T社のKです。30歳になりました」
「私はF社のFです。59で、あと二ヶ月で定年です。」
「どうもよろしく。H社のNです。私は39歳です。」
どうも固いなあ。なにはともあれ近くを探検しましょうかということで、ホテルから外に出た。セブンイレブンがありますな。あそこに行きましょう。

品揃えは全く普通だ。酒でも買って、親睦を深めるとしますか。焼酎と日本酒と乾き物を買い込んでホテルに戻る。班長さんはまだ来ないですな。「ただ待つのも芸が無いから、始めちゃいましょう。」コップ酒でグビグビと日本酒を煽る。全員が呑めるというのがいいじゃないですか。

班長が来ました。「なんでもう始めてんのよ!」班長さん、あなた完全に出遅れていますよ。ささっ、呑んで呑んで。「どうもよろしく。Iと申しま‥って、完全に場違いでしょう!」それは仕方ないですな。居なかった貴方が悪い。


トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by ひげ@成田   2011年07月05日 12:28
5 7日間、ご苦労様でした。 たまごどん さんの昼夜にまたがる活躍のお陰で、楽しくボランティアを終えることが出来ました。 多謝。 広東語では ドーチェサイ(字で書くと同じく多謝)

次回、許されれば是非陸前高田でお目に掛かりましょう。
2. Posted by たまごどん   2011年07月06日 00:09
ひげ@成田ピョン、「たまごどんが行く!」にようこそなのら。たまごどんの活躍と言われると、チョイと照れてしまうピョンな。広東語を使うひげ@成田ピョンに対抗して、たまごどんも韓国語で「ケンチャナ!(問題ないよ!)

なお、たまごどんに「さん」は無用の介なのら。


コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Twitter プロフィール
たまごどんが好きなものは、野球、寿司、北朝鮮ニュース、選挙速報、将棋、囲碁、酒、プロレス、国際情勢などなど。自前のアンテナに引っかかったことを取り上げます。滋賀で子育てに勤しむ一児のパパ。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

Archives