谷庵さんの了解が得られたので、記事を公開します。本件はたまごどんの勇み足であり、指摘し諫めて頂いたKosukeさんに、また辛い症状を押して了解くださった谷庵さんに感謝します。

本来なら今日は三浦大輔の引退を取り上げるべきなんだけど、それは明日以降にする。Dr.Bamboo氏がブログで自身ががんであることを公表した。状況は芳しくなく、外科的には手の打ちようがないという。たまごどんのような素人ではなく、麻酔科医であるBamboo氏は、自分がどういう状態なのかについて一番よく分かっている。たまごどんは胃がんになって(1)を読んで、彼が奥さんと一緒に泣いたシーンに動揺してしまった。変な話だが、ここまで読んで初めてリアルな事なんだと実感できたのだ。Bamboo氏とその奥さんには、たまごどんの結婚を祝福していただいた。

Bamboo氏にはもう一つの「谷庵」というハンドルネームがある。「たまごどんが行く!」に何度もコメントされているので、興味のある方は探してほしい。彼は、医学分野に博識なことはもちろんだが、科学的思考に優れていて、とんでも論客を上手に手詰まりにさせる手腕に惚れ惚れしたものだ。ここからは彼の名称を、馴染みのある谷庵さんに統一させて頂こう。

谷庵さんと知り合ったのは、NATROMさんの進化論と創造論の掲示板である。もっとも当時は、たまごどんも別ハンドルだった。

余談だが、NATROMさんの掲示板でたまごどんは誕生している。この名前の由来について説明しよう。当時の掲示板には、「たまごちゃん」という永遠の18歳美少女キャラが活躍していた。そのうちに、彼女のことを付け回す困った常連投稿者が出てきた。そのときにある参加者が、「オフ会でたまごちゃんに会うつもりで向かったら、裸の大将みたいなオッサンが出てきて、『オイラがたまごちゃんの中の人、たまごどんでごわす』って自己紹介するかもよ」と書いていたのだ。たまごどんは膝を打って、こりゃ面白いとアイデアをそのままパクったという次第だ。クソ真面目キャラに息苦しさを覚えていたので、たまごどんでは語尾に"ピョンピョン"と"なのら"をつけるキャラを設定して、掲示板で遊ぶようになった。このブログの初期のエントリで、たまごどんのコメントに「ピョン」「なのら」が並んでいるのは、そういう理由だ。

話を元に戻そう。谷庵さんとは15年近い交流となる。オフ会では「注射針の先に目が付くようになって麻酔科医として一人前理論」を、酒を酌み交わしながら聞き入った。谷庵さんは3年ほど前に定年退職されて、夫婦での旅行を楽しんでいた。SNSにアップされた写真を見て、オイラも早く定年退職にならないかなあと夢想したものだ。それが突然の暗転である。

いや、暗転というのは失礼だな。谷庵さんがこれからどう生きるのか、そして何を伝えるのか。たまごどんは彼の胃がん日記を心して読むことにする。