国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、共謀罪を成立させた日本政府に公開書簡を送りつけてきたそうだ。この国連特別報告者という制度について、国連HPで調べてみた。

>人権侵害を調査し、「特別手続き」に従って個々のケースや緊急事態に介入する。人権専門家は独立している。個人の資格で務め、任期は最高6年であるが、報酬は受けない。

特別報告者は、国連からの報酬を貰わずに、個人の資格で報告することができるという立ち位置のようだ。要するに名誉職だな。国連も金がないので、善意かつ自己負担で報告書を作成する方に『国連特別報告者』という肩書をプレゼントするということなのだろう。まとめると、特別報告者の意見が国連の正式な意見と見做すというは無理があるね。特別報告者の中にもおかしな人は居るらしく、最初のまとめサイトに挙げられた例だと、「日本の女子学生13%が援助交際をしている」とした報告書は、日本側から抗議されて撤回している。

たまごどんに馴染みのある特別報告者は、フクイチ事故を受けての福島の健康調査が十分ではないと主張したトンデモさんのアナンド・グローバー氏、ありもしない慰安婦の強制連行を事実として国際社会に報告したラディカ・クマラスワミ氏がいる。グローバー氏は科学への無知であり、放射脳が湧いている方の熱狂的な支持で終わったが、クマラスワミ報告書は日本の国益を大きく損なわせた。

まあ、個々の特別報告者についての言及はいいだろう。繰り返しになるが、肝心なことは特別報告者の提出する報告書が国連の意見ではないという事実だ。共謀罪について触れると、ケナタッチ氏の指摘事項が正しいのか、それとも日本政府が法案成立を急いだ論理が正しいのかについては、たまごどんは判断を保留している。

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