将棋界のニューヒーローである藤井四段が順位戦に登場した。初戦の相手は瀬川五段。サラリーマンからプロ試験に合格したという異色の棋士だ。たまごどんとしてはどちらにも肩入れできず、二人とも頑張れとしか言いようがない。両者共に居飛車党なので、激しい将棋になるのだろうな。中盤の飛角交換から瀬川さんが苦しくなったようで、飛車を追うために3八桂と投資した局面では後手の藤井さんが優勢だ。しかし、ここからの瀬川さんが強かった。7筋の攻めを余しつつ、遊び駒だった3八桂を4六に跳躍させたのが91手目のこの局面だ。これで難しくなった。いやむしろ瀬川さんの方が優勢か?

91手目 4六桂










藤井四段は38分を投入して6三金と躱した。本譜は5四桂、同金、6六桂と進んだが、6六桂ではなく5五銀ならどうなったのだろう?8八歩成なら5四銀と開き直る。ここで先手玉に詰みがあるのかどうかがたまごどんには分からなかった。アプリの解説には4六桂が優ったとあり(3四の地点を封じていて、自玉も広くなる)、実際その通りだと思うが、これでも瀬川さんが負けていると思う。

瀬川さんも全力で戦ったが、藤井さんを止めることはできなかった。藤井さんの対局予定を見ると、27戦目は東大生との朝日杯、28戦目は澤田六段との再戦となるようだ。最多連勝タイ記録がかかった一戦が澤田さんとはねえ。こういうのも巡り合わせなのだろうな。ここを突破すると、竜王戦本戦トーナメントが29戦目だ。相手は増田四段で、もちろん強敵だ。

たまごどんは藤井四段をリスペクト&応援しています。