百田尚樹の幻庵を上下一緒に買って読んでいる。渦中となっている仕事や、たま子のお世話で忙しいのだが、昨日ようやく上巻を読み終えたところだ。面白い。この話は江戸時代の碁打ちの話である。主人公は服部立徹となっているが、ライバルの葛野丈和(後の本因坊丈和)がいいのだ。二人が争碁を打つ中で、お互いの技量を高め合う姿は、はじめの一歩における幕の内vs千堂戦のようだ。

たまごどんはその昔、剛腕丈和という碁書を購入し、その中の棋譜を並べた。当時の棋力では手の意味がさっぱり分からなかったし、今でも理解できているとは思えないが、碁が単なる陣取りゲームでないことは理解できたと思う。棋譜は後世に残る。200年前の棋士とたまごどんが盤上で会話できる碁は素晴らしい。

百田尚樹の本を読むのはこれが初めてだが、実にいい。さあ、下巻を読まなくては。

img_956ca2cea413ae411590fb3bb91536753219958