火垂るの墓で知られる高畑勲監督が亡くなった。享年は82歳。

たまごどんにとって高畑監督の傑作は、TVシリーズのじゃりン子チエだ。この作品は原作の味を守りつつ、原作を超えたアニメ表現もある傑作だ。ネイティブ大阪弁を使う声優陣、特にチエ役の中山千夏がいいんだなあ。余談だが、たまごどんが選ぶ歴代漫画1位がじゃりン子チエである。

高畑監督といえば火垂るの墓だろうが、どうもこの映画は暗くてあまり好きになれない。戦争を描いたアニメだから仕方ないけど。かといってホーホケキョとなりの山田くんをヒット作と表現するのもどうかと思う。彼は遅筆で有名で、かぐや姫の物語で3年以上かけていて、公開予定が半年ずれ込んだ。宮崎監督とタッグを組んだおもいでぽろぽろもなあ、これとて面白い作品とはいえないだろう。いわんや平成狸合戦ぽんぽこにおいておや。

あれ?なんか故人をけなしているようになってきた。高畑監督は芸術家肌で、その当たり外れが大きい監督だったように思う。予算管理もルーズな人だったが、柳川堀割物語での莫大な制作費の工面のためにスタジオジブリは立ち上がることになった。高畑監督はそうした影の功績が大きいのかもしれないな。

故人に合掌。
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