少し前にJR四国の唯一の黒字路線は瀬戸大橋線のみというニュースを見た。たまごどんの地元は予讃線(高松〜松山)で、おそらくここがJR四国のドル箱なんだろうと思っていたが、予讃線ですら赤字なんだそうだ。うーむ、JRとしては、JR北海道の次に経営が危機的な状況なのかもしれないな。

瀬戸大橋が開通したのは1988年で、たまごどんが高校生の時だ。開通から1年後に、瀬戸大橋線の利用者数が思ったほど伸びてないという検証ニュースを見たことがある。その頃のたまごどんはマスコミを信頼していたので、世紀の大事業だった瀬戸大橋の経済効果は少ないのだと信じ込んでいた。後知恵で考えると、四国を訪れる動機がある人の多くはビジネスマンなのだから、瀬戸大橋線がドル箱になるのはむしろ当然だ。なにせ本州にはビジネスマンが多い。

明石海峡大橋は自動車専用の橋で鉄道は通っていないが、当初の計画通りに高知まで鉄道を通していたらどうなっただろうか。徳島は今以上に近畿経済圏に取り込まれていただろうし、急ピッチで進んでいる高知の過疎化に歯止めがかかっていたかもしれない。

鉄道も橋も社会インフラであり、万が一のときのライフラインでもある。もし阪神大震災のときに明石-鳴門ルートが開通していたら、初動活動も変わっただろうし、支援物資の受け渡しもスムーズになっただろう。国が行う公共投資を正当に評価するには、何十年もの時が必要なケースもあるようである。

最初のニュースを読んだときに、たまごどんは民主党の事業仕分けを思い、阪神大震災における社会党の不手際(彼らは神戸への自衛隊派遣を最後まで渋った)を思った。今度のGWでは久しぶりに瀬戸大橋を使って帰ろうかと思っている。鷲羽山ハイランドでたま子を遊ばせるつもりだ。はたしてどんな反応をするかな。
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