2018年05月26日
「サムスンは5億3900万ドルを支払うこととする」
アップルとサムスンの7年に渡る法廷闘争に、一応の決着が出たようだ。サムスンは2010年と2011年に販売した「Android」スマートフォンで5件の特許を侵害した賠償金として、Appleに約5億3900万ドル(約590億円)を支払う必要がある。
こことかここを読むと、当初は知財侵害の賠償金として9億3000万ドルだったようだ。それから何度か裁判を経て、5億4800万ドル、3億9900万ドルと判決が出ている。今回の訴訟は賠償金としてサムスンが支払った3億9900万ドルの見直しが争点であり、裁判を起こして1億4000万ドル賠償額が増えたということなので、サムスンの完敗だ。
それにしても、なんでこんなに賠償額がデカイのかと調べたら、アメリカにおけるデザイン特許(意匠権)の損害賠償の規定が特殊らしい。つまり製品による利益の寄与率で計算するのではなく、米国の特許法289条の規定により、意匠権の侵害の場合には製品による利益全体が損害賠償額になり得るのだそうだ。ふーむ、なるほど。
たまごどん的にはサムスンはもちろん嫌いだが、あまりアップルも好きな会社ではないので、ネトウヨさんのようにこの結果をはしゃげない。でもまあ、今回のサンノゼの判決は、サムスンの主張に陪審員がゲンナリしたのではないでしょうか。「オマケしてやっているのに、図に乗ってもっと安くしろだぁ。フッザケんなよ!」って感じかな。まあ、韓国人らしい顛末ではあります。
こことかここを読むと、当初は知財侵害の賠償金として9億3000万ドルだったようだ。それから何度か裁判を経て、5億4800万ドル、3億9900万ドルと判決が出ている。今回の訴訟は賠償金としてサムスンが支払った3億9900万ドルの見直しが争点であり、裁判を起こして1億4000万ドル賠償額が増えたということなので、サムスンの完敗だ。
それにしても、なんでこんなに賠償額がデカイのかと調べたら、アメリカにおけるデザイン特許(意匠権)の損害賠償の規定が特殊らしい。つまり製品による利益の寄与率で計算するのではなく、米国の特許法289条の規定により、意匠権の侵害の場合には製品による利益全体が損害賠償額になり得るのだそうだ。ふーむ、なるほど。
たまごどん的にはサムスンはもちろん嫌いだが、あまりアップルも好きな会社ではないので、ネトウヨさんのようにこの結果をはしゃげない。でもまあ、今回のサンノゼの判決は、サムスンの主張に陪審員がゲンナリしたのではないでしょうか。「オマケしてやっているのに、図に乗ってもっと安くしろだぁ。フッザケんなよ!」って感じかな。まあ、韓国人らしい顛末ではあります。