将棋界の最高峰はA級であり、名人を含めその人数は僅かに11名だ。A級を目指すクラスがB級1組で、その住人は現在13名だ。A級の下位2名がB級1組に降級し、B級1組の上位2名がA級に昇級する。僅かな違いのようだが、棋士の実力には大きな違いがあるようなのだ。

A級棋士の阿久津八段はA級在籍2期の実力がある。しかし、彼はA級順位戦で未勝利だ。前回は9戦全敗。そして今期もここまで4戦全敗。断っておくが、阿久津八段は強い棋士だ。でないと、鬼の棲家と呼ばれるB級1組を突破できない。しかしA級には分厚い壁があるのだ。

渡辺棋王は現在B級1組に所属している。前期は三浦九段の将棋ソフト不正疑惑が発端で、A級から3名降級となった。その最後の貧乏クジを引いたのが渡辺棋王だ。A級でも上位格と見なされている渡辺棋王がB級1組で指すとどうなるか。今期の渡辺棋王の順位戦は7戦全勝で、その内容も素晴らしく、A級とB級1組との格の違いをファンに見せつけている。結局のところ、一流と超一流の技量は違うのだろう。

話は変わるが、将来の超一流の棋士となるだろう藤井聡太七段は、今期順位戦で若手有望株の増田康弘六段を華麗に倒した。銭の取れる将棋だった。これで藤井七段は今期の順位戦6連勝となり、順位戦の通算成績は16勝無敗となった。さぁてお立ち会い、C級時代の藤井聡太を見れるのは今だけですよ。

150eb3ead7c341e0e2ed7c062414206cnabe-fightsota-2018-vs-2017-e1538744742399