2020年01月07日

「西洋の自死」を読んだ

正月休みで読んだのが「西洋の自死(ダグラス・マレー著、町田敦夫訳、東洋経済新報社)」である。500ページを超す本だが、なんとか読み終えた。この本のテーマはEUに雪崩込んでいる移民についてだ。

たまごどんがスウェーデンの性犯罪について調べたとき、その犯罪数の多さにビックリしたものだ。なぜこんなにスウェーデンでは多いのだろう?日本とスウェーデンとの法律の違いによるものかもと検討したが、法律の違いでは日本とスウェーデンとの違いを説明できなかった。さらに調査をすすめると、移民が性犯罪の原因となっているとの情報が得られた。

結論から言うと、Why does Sweden have One of the Highest Sexual Assault Rates in the World?の記述は本当だったということだ。欧州では移民が行った性犯罪が警察組織によって隠蔽され、被害者も口を閉ざすことで加害者である移民男性に加担した。それもこれも、人種差別主義者と避難されることを恐れたためだ。

>2000年代を通じて、移民の集団による地元女性への性的暴行の問題は公然の秘密になっていた。それは誰もが口にしたがらないことだった。その件に触れることさえ、ひどく下劣で不愉快なものを感じさせたのだ。色黒の男たちが白人女性を陵辱する趣味持つなどと匂わせることすらが、憎むべき人種差別主義から出た言葉のように感じられた。(同書p300)

この本を読むことで、たまごどんは欧州の移民政策の理由をよく知ることが出来た。ドイツは移民が大量移住したことで、テロ件数も犯罪件数も急上昇した。欧州は、世界の問題も国内に取り込んだことになる。

たまごどんの考えは固まった。命の危険のある難民はともかく、日本は経済難民を受け入れるべきではない。日本政府は今まで通り難民認定審査を厳しく実直に行ってほしい。人手不足を解消する切り札はAIと自動運転技術の社会導入だ。無人タクシーや無人トラックを実現し、イノベーションの力で人口減時代を切り開こうではないか。

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th302d at 23:57│Comments(0)読書 

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たまごどんが好きなものは、野球、寿司、北朝鮮ニュース、選挙速報、将棋、囲碁、酒、プロレス、国際情勢などなど。自前のアンテナに引っかかったことを取り上げます。滋賀で子育てに勤しむ一児のパパ。
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