2020年02月04日
藤井聡太七段のB級2組昇級
今日はC級1組順位戦の9回戦があり、ここまで全勝の藤井聡太七段が勝つとB級2組に昇級が決定する。相手は高野秀行六段。今期は6勝2敗で、昇級の目も僅かながら残っている。将棋は角換わりに進んだ。
高野さんは藤井七段対策を嫌というほど練ってきたという。高野六段から見ると、極めて近い将来、将棋界の第一人者になるだろう藤井七段と、順位戦という本場所で戦えるまたとないチャンスなのだ。先番は藤井七段だが、彼に勝って天下に「高野ここにあり」を示したい。それは昇級よりも大きなことなのかもしれない。
藤井七段の模様が良いのだろうと思っていたが、6七銀と絡まれたときにどうするのかがたまごどんには分からなかった。藤井さんは明確な解答を示してくれた。3四歩、3二金、5五馬(図)、桂馬を取った5五馬が決め手だった。以下7八銀成、同玉、55銀と進むが、銀のキキが3三から無くなり、3三銀が詰めろで入る。となると、3四桂に3一玉が敗着だったのだろうか。彼はどの段階から5五馬で勝つプランを見ていたんだろう。
C級1組順位戦はもう一局を残している。C級で指す最後の1局は消化試合だが、彼は全力で勝ちに向かうだろう。来期はB級2組初参戦となる藤井七段だけど、もちろん大本命となるはずだ。
おめでとうございます、藤井七段!

高野さんは藤井七段対策を嫌というほど練ってきたという。高野六段から見ると、極めて近い将来、将棋界の第一人者になるだろう藤井七段と、順位戦という本場所で戦えるまたとないチャンスなのだ。先番は藤井七段だが、彼に勝って天下に「高野ここにあり」を示したい。それは昇級よりも大きなことなのかもしれない。
藤井七段の模様が良いのだろうと思っていたが、6七銀と絡まれたときにどうするのかがたまごどんには分からなかった。藤井さんは明確な解答を示してくれた。3四歩、3二金、5五馬(図)、桂馬を取った5五馬が決め手だった。以下7八銀成、同玉、55銀と進むが、銀のキキが3三から無くなり、3三銀が詰めろで入る。となると、3四桂に3一玉が敗着だったのだろうか。彼はどの段階から5五馬で勝つプランを見ていたんだろう。
C級1組順位戦はもう一局を残している。C級で指す最後の1局は消化試合だが、彼は全力で勝ちに向かうだろう。来期はB級2組初参戦となる藤井七段だけど、もちろん大本命となるはずだ。
おめでとうございます、藤井七段!

th302d at 23:55│Comments(0)│将棋