2020年07月14日

アビガンの臨床研究結果

そういえばアビガンの臨床試験の結果がそろそろ出てくるなと思ってネットで調べてみると、藤田医科大学の報告が見つかった。要約すると、少しは効果がありそうな傾向があるけど、統計的に有意な差ではないようだ。

>以上より、通常投与群では遅延投与群に比べ6日までにウイルスの消失や解熱に至りやすい傾向が見られたものの、統計的有意差には達しませんでした。有害事象については、検査値異常としての尿酸値上昇がファビピラビル投与中の患者の大半に見られましたが、投与終了後には平常値まで回復し、その他重篤な有害事象等は見られませんでした。

たまごどんは、4月の時点で新型コロナに罹ったらアビガンを処方してもらうつもりだとブログに書いたが、その賭けは失敗だったようだ。むむぅ、アトピー性皮膚炎に対するステロイドみたいな効能を夢見ていたのだが、難しかったか。新型コロナに対する薬は、その道のプロに研究開発してもらうことにしよう。

これからは、withコロナ時代を生き抜く覚悟が必要だな。
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th302d at 23:43│Comments(0)科学雑記 | 新型コロナ

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