前原誠司の投じた爆弾が炸裂！

こりゃ凄いニュースが飛び込んできたわ。

＞前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、１０年前の平成２２年９月７日に尖閣諸島（沖縄県石垣市）沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅（かん）直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。

仙谷が泥を被って幕引きした中国人船長の釈放は、もう10年前の話になるんだな。「そっと当たっただけ」という民主党代議士に義憤を燃やしたsengoku38氏(元海上保安官の一色正春氏）の動画公開により、民主党の欺瞞が明るみになった。この事件に比べると、モリカケなんぞ事件のうちに入らないぞ。

結果はというと、中国海警局の船が日本の領海侵犯を繰り返し、彼らに守られた中国漁船が違法行為を働いている。中国人船長の釈放は悪しき前例となった。自民党政権でもクマラスワミ報告を黙認して将来の日本に禍根を残す失政はあるが、ここまで明白な失政は売国行為と言われても仕方あるまい。

たまごどんの関心は、なぜこの時期に前原が雑誌のインタビューで喋ったのかだ。普通に考えれば、選挙が近いと思っているから、なんだろうな。たまごどんは最近ニュースをろくに観ていないので、国民民主党と社会民主党との合併やら提携やらが、小さな小さなムーブメントに思っていたのだ。反選手会同盟がnWoにつこうが正規軍につこうが、小原ごときがどう動こうが、誤差みたいなもんだと思っていた。でも、前原は旧民主党幹部と決別し、旧悪を曝そうとしている…のかなあ。

これを表に出されてしまっては、菅直人の政治的影響力は全く失われたよなあ。