2021年08月08日

東京オリンピック女子バレーボールはアメリカが制した

たまごどんはオリンピックの閉会式まで堪能した。オリンピック観戦はもともと好きなのだが、時差がない観戦は体が楽だったように思う。最終日である今日は、男子マラソンと自転車競技と女子バレーボールを観戦した。その中から女子バレーボールをブログに取り上げることにする。

女子バレーボールの決勝戦のカードはアメリカvsブラジルだ。バレーボール最強国はブラジルであり、アメリカは何度も煮え湯を飲まされている。たまごどんのブログ訪問者数が300以上になっていて、どうもカーチ・キライ監督の思い出が検索に引っかかっているようだ。カーチ・キライが率いるアメリカチームがブラジルを破るのかが、決勝戦の観戦ポイントである。

カーチ・キライ監督はアメリカのレシーブ力を強化し、サイドアタッカーへのトス回しを早くし、サーブの狙い選手をチームに徹底した。その結果ブラジルチームは、アタッカーが打ち込むスパイクの多くが拾われ、ブラジルのブロックは完成に至らずにブロックアウトを積み上げ、サーブで崩されるようになった。徐々にアメリカチームがリードしていく様は、現役時代のカーチ・キライキャプテンが描いて実行したゲームプランを彷彿させた。

もちろんデータ収集および解析は、カーチ・キライが輝いたLAオリンピックやソウルオリンピックよりも進んでいるんだろう。しかし、そうした些事よりも、守備からの攻撃を重視し、チームの狙いが徹底できているチームということで、カーチ・キライが鍛えてきたチームなんだなと納得できた。アメリカ女子バレーボールチームはロンドンで銅、リオで銀とステップアップしている。ブラジルに勝つための戦略と戦術を練り上げて、知将は東京に乗り込んでいた。

ラーソン選手やドルーズ選手もよかったが、アメリカのリベロ選手が実にリベロだった。どんなボールでも食らいついているよ。このガッツプレーはなかなか出来ないな。

セット数3-0で、アメリカ女子バレーボールチームは金メダルに輝いた。ブラジル監督は完敗を認め、勝者を拍手で讃えた。カーチ・キライはインドアで、ビーチで、そして監督でも金メダルを得たことになる。カーチ・キライ監督、カッコいいぞ!あんたこそMr.バレーボールだ!

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th302d at 23:58│Comments(0)スポーツ 

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