たまごどんが行く!

たまごどんの日記なのら。

科学雑記

豊洲の地下水調査

豊洲市場の地下水調査で、有害物質ベンゼンが、これまで最大となる環境基準の120倍検出されたそうだ。

>東京都によると、2017年5月から8月にかけ、豊洲市場内の46地点で地下水を調査した結果、これまで基準値の100倍のベンゼンが検出されていた地点で、120倍のベンゼンが検出されたという。これは、当初の土壌汚染対策が行われて以降、最も高い値。

‥あのなあ。100倍のベンゼンが検出された地点を再測定して120倍が出たからって、それが何なの?サンプリングの違いや繰り返し測定のバラツキで説明できる程度の差ではないのかね。

そんなに測定をしたいのなら、いっそ築地の土壌汚染を調査したらどうかねえ。たまごどんは築地で環境基準の1000倍のアスベストが出たとしても驚かないが。

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インチキ医療には騙されないで

久しぶりの更新になる。更新をしない日常を送ってみると、色々と時間ができるということが分かった。更新にもかなりの時間を取られているということを再認識できたという点で、無駄ではなかったと思う。

末期がんの父 娘がすがった「自然療法」という記事を読んだ。この記事は、闘病中である谷庵さんのブログで知ったのだ。調べてみると、NATROMさんもツイッターで言及していた。両人とも、医者として冷静にコメントしている。

このケースでは比較的早くインチキ医療に気付いたことや、患者が延命治療であったこともあり、相対的に被害は少なかったといえる。それでも500万のうち、返ってきたのは慰謝料30万円と354万円であった。判決通り支払われたとしても、インチキ師の手元には116万円が残ったことになる。授業料というには少々高すぎるようだ。それに、治癒が可能な癌患者が被害者のケースでは、治療の機会を逃すことで命を奪われかねないのだ。

標準治療というのは、大掛かりな追跡調査を経て、現代医学が「治療に効果あり」と太鼓判を押した治療なのだ。ではすべての癌患者に同じ治療をするかというと、そうではない。抗がん剤治療では副作用が避けられず、それによるQOLの低下を選択するかは患者の意思になるからだ。どのような人生を選ぶのかは、患者の尊い権利である。

癌にかかるということは不幸なことかもしれないが、インチキ師に引っかかるという避けられた筈の不幸まで重ねてほしくない。

詐欺


コスモアイル羽咋に行ってきた

今週末は家族サービスとして、羽咋の休暇村で一泊してきた。羽咋名物の千里浜なぎさドライブウェイを走行したり、海産物に舌鼓を打ったりと、なかなか良い旅行でした。

羽咋の隠れた観光名所がコスモアイル羽咋ということで、とにかく行ってみた。羽咋では昔UFO目撃談が多かったらしく、それが縁でこうした施設を作ったらしい。展示物にはガガーリン少佐の乗ったヴォストークカプセル(なんと本物!)とか、ボイジャー惑星探査船とか、月面車とかを展示していて、予想を裏切って見ごたえがあった。そうした真面目な展示物に混じって、ロズウェル事件の解説とか、解剖されているグレイのフィギュアとかもあって、ビリーバーでも楽しめる構成になっているのが嬉しい。観光の名所にするつもりなら、清濁併せ呑む器量が必要ということなんだろう。付け加えると、ここの名誉館長は矢追純一さんだそうです。

娘は、宇宙船が壊れて母星に帰ることが出来なくなり、修理代を稼ぐためにコスモアイル羽咋でアルバイトをしているサンダーくんにびびってたじろいてしまった。けれどもそこはサンダーくん、上手に娘をあやし、怪しい記念写真を撮ってくれた。気が向いたら、この時の写真を載せることにしますね。
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オットセイがペンギンと‥だと!?

オットセイがペンギンと交尾する行動が確認されているという。ペンギンにとっては迷惑この上ない行動だろう。記事では明らかにされていないがペンギンが雌で、オットセイが若い雄ということらしい。

オットセイはハーレムを作る習性があるから、あぶれ雄に交尾のチャンスはほとんど無いのだろう。この行動はその代償行為なのかな。オットセイのサイズとペンギンのサイズはどんな関係にあるんだろうな。こうしたことを研究する学者が、イグ・ノーベル賞あるいはノーベル賞を獲るような気がする。

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爆発するギャラクシー

更新が滞って、正直すまんかった。妙高サンシャインランドの疲れが残っていたみたいである。そうこうしているうちに、横浜ベイスターズがジャイアントキリングしたことを書きそびれてしまった。また今日は、三浦九段の出場停止のニュースが飛び込んできたりと、処理できていないニュースが大渋滞になっている。三浦九段については明日以降に回して、今日はサムソン電子のギャラクシー爆発について書きます。

サムソン電子のキラーコンテンツだったGalaxy Note 7(以下はギャラクシーと称す)が、異常発火あるいは爆発するということで、250万台のリコールとなっている。時系列についてはここがまとまっていた。国交省は機内でのギャラクシーの電源オフと充電禁止を要請し、いくつかの航空会社はそれに従っている。

サムソン電子がギャラクシーのリコールをしたのは9月2日で、この段階ではまずまずの対応だったと思うが、その後が酷かったようだ。ここの記事によると、原因はバッテリーと決め打ちし、真の原因究明を怠っていたという。

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一方、サムスン電子がギャラクシーノート7の異常燃焼原因を正しく究明したのかという指摘もある。二次電池の専門家(次世代電池イノベーションセンター初代センター長)のパク・チョルワン博士は「産業通商資源部傘下の国家技術標準院安全諮問委員会資料によれば、サムスン電子が新しいギャラクシーノート7を発売した9月末にも、異常燃焼の原因がきちんと把握されていない」と主張した。彼は「本来ハードウェアの問題を指摘する前に、最初にするのはファームウェアのアップデートだ。異常燃焼の原因をバッテリーと決め打ちした結果、バッテリー以外のスマートフォン内部の問題をきちんと追求できていない」と指摘した。

サムスン電子は9月に国家技術標準院に出した「製品回収などの計画書」を通じて「特定バッテリーメーカーのセル製造工程の問題で、セル内部の極板が押さえられるなどして陰極と陽極が接触し過熱が発生」したと簡単に異常燃焼の原因を報告していた。
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バッテリー交換後も発火/爆発事例が治まることはなく、サムソン電子は対応に追われた。そして10日に、サムソン電子はギャラクシーの完全な生産・販売停止を発表することになる。

それだけでなく、サムソン電子の対応もお寒い状況だったようだ。消費者第一の行動をとったとはいえず、大規模な訴訟になることは現時点でほぼ確実である。

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サムスンは「お客様の安全を最優先するため、Galaxy Note 7の販売および生産を停止することを決定しました」としています(WSJ記事)。しかし今回のリコールについては、米国では当初CPSC(消費者製品安全委員会)当局に全面協力せず、自社だけで処理しようと試みたとして非難されていました。

発火の報告が相次ぎグローバルでリコールに踏み切った際には「バッテリー供給元のうち一社が不良品を出したことが原因」「別の供給元のバッテリーを搭載した Galaxy Note 7は問題がない」と説明していましたが、米国を始め各国で問題のないはずの交換品の発火事例が連続。消費者保護や交通運輸安全当局による調査を受けています。

また中国市場については当初、不良バッテリー使用品を販売していないとしてリコール対象に含めなかったばかりか、中国からの発火報告に対しては遠回しに捏造であると主張する(「バッテリーが外部から加熱されたことが原因の可能性が高い」)など、消費者と当局の怒りを買う対応をしていましたが、世界的な状況の変化を受け、遅れてリコール対象地域に含めています。
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損害はというと、この記事で触れられていた。しかし、この額が訴訟での賠償金を含んでいるとは思えないので、もっと膨れ上がる気がするなあ。

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Galaxy Note 7の完全な生産・販売中止は、同社に最高で170億ドル(約1,770億円)もの損害を与えるとともに、同社の他の製品の売り上げや企業イメージにも相当のダメージを与えるとアナリストらは述べています。

また11日、Samsungの株価は1日で8%下落し、約200億ドル(2兆830億円)の市場価値を失いました。同社の株が1日でこれほど下落するのは2008年以来のことです。
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余談だが、たまごどんの会社はアップル関連株ということで値上がりしているようだ。うーむ、お客様であるサムスン電子にも当社の電子部品は納めますけどね。サムソン電子は子会社のサムコから多くの部品を納めているので、アップルとの取引の方が商売としては大きいけど。
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絶倫ガメは本当に種の絶滅を防ぐのか

今日飛び込んできたニュースはこれ。絶倫ガメのディエゴが一代で子孫800人をつくり、絶滅寸前だったエスパニョーラゾウガメの個体数が14頭から800頭に増加したのだという。GJ、ディエゴ!!

このいい話にケチをつけるつもりはないのだが、依然として絶滅の危機であると思う。というのも、このエスパニニョーラゾウガメの父親は同じなので、遺伝子プールの多様性に欠けているからだ。この個体がある病原体に感染して死ぬということは、800頭全てのエスパニョールゾウガメが命の危機に晒されていることになる。それと、主人公のディエゴくんを絶倫と表現するのは間違いではないのかな。エスパニョールゾウガメが一回の交尾で生むたまごの数は知らないが、おそらくは飼育員もしくは観察者が注意深く見守っていたんだろう。6頭のメスと交尾したイケメンぶりは評価するけど、このディンゴくん、意外と普通のオスではないだろうか。

それでも、絶滅危惧種から出現した性行動を頻繁に見せるオスというのはありがたい存在なのだろう。南紀白浜の雄パンダ 「永明」もなかなかの侠だ。ディエゴ爺さん、もうひと踏ん張りお願いします。

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囲碁AIがイ・セドルに二連勝

グーグル開発のAI、囲碁第2局も勝利 トップ棋士との対局で


うーん、凄く唐突に、トップ棋士が人工頭脳に屈してしまった。将棋界にはまだ羽生さんがいると思っていたし、碁のトップ棋士が人工頭脳に破れる時はもう少し先だろうと考えていたけれど。恐ろしい時代になったものだ。

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囲碁ソフトが革新的に進歩したらしい

Googleの人工知能研究グループDeep Mindが開発した囲碁プログラム「AlphaGo」が、プロ棋士と対局して勝利したことが、Nature論文になったという。将棋ソフトがプロ棋士と互角以上になって、コンピュータが最後の関門とされていたのが囲碁だった。プロと対等に戦えるのに10年はかかるだろうと言われていたんだけどなあ。

最強の将棋ソフトPonanzaを開発した山本一成さんもその論文を読み、その内容に舌を巻いたそうだ。囲碁の最強ソフトの実力がアマ六段レベルだったのに、低段のプロ棋士を破るまでになっている。しかも次の対戦相手が韓国のイ・セドル(李 世乭)九段だ。彼は世界最強レベルの天才棋士で、現在の世界ランキングは5位だ。しかし、大橋六段がAlphaGoの棋譜を並べて、「ひょっとするとイ・セドル九段でも危ないかも」という感想を漏らしている。なんという長足の進化だ!

個人的にはプロ棋士に勝ってほしいが‥。むむぅ。ここまで囲碁ソフトが急速に強くなるとはねえ。

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夫婦けんかランキングと都道府県別離婚率ランキングを見た

夫婦けんかランキングを見ると、一位は福井県、二位は島根県、三位は富山県なんだそうだ。上位県は全て日本海側だけど、ここで離婚が多いという印象は無いなあ。そこで都道府県別離婚率ランキングを見てみると福井は42位、島根は43位、そして富山が44位だ。夫婦けんかを多くする県は、同時に離婚率が低い県であるとも言えそうだ。


何となく分かるなあ。夫婦けんかが多いということは、夫婦のコミュニケーションが取れているという証でもある。たまごどん夫婦も離婚することなく、仲良くやっていきたいものです。
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ジタバタンとタベタンの軍拡戦争

日曜日の夜にNHKで放送するサイエンスZEROは、たまごどんのお気に入りの番組だ。本日見たのは、録り溜めしていた6名の若手研究者のプレゼン大会だ。名古屋大学の鈴木麗璽准教授が、生命進化のシミュレーションをしていた。

捕食生物タベタン、被捕食生物ジタバタンが1700世代後にどうなっているのかをシミュレーションするというものだ。個体間に差がある、個体差が生存率の違いを生じる、そして個体差は遺伝する。ダーウィンが喝破した進化のレシピをプログラムに入れさえすれば、仮想世界での神の視点を持てるのだ。うーむ、こんな面白いことが仕事っていうのはいいなあ。でも一番良かった点は、仮想生物のネーミングセンスではないでしょうか。

ドーキンスが作った仮想生物のバイオモルフでもたまごどんは心をトキかせたけど、現在のシミュレーション技術は凄く進化しているなあ。今日のタイトルは、ドーキンスの名著「延長された表現型」の軍拡戦争から拝借しました。

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