囲碁

2019年07月09日

第14回ムラタイノベーターカップは中止だそうだ

夏の風物詩となっていたムラタイノベーターカップが、今年は中止になったそうだ。関西棋院の協力を受けて、子供たちに囲碁の楽しさを教えたイベントだっただけに、非常に残念である。できればたま子にも参加させてあげたかった。

このイベントは、村田製作所の取締役員に囲碁好きの方が居たこと、アマ本因坊を獲得した田中さんが社員に居たこと、碁のイベントに理解のある本社総務のメンバーが居たこと、その趣旨に賛同した多くのボランティア社員が居たこと、こうした要素が重なって、13回の歴史を刻むことが出来た。たまごどんは7回9回10回13回にボランティアとして参加した。こうして振り返ると、いい経験をさせてもらったように思う。

一企業が手弁当でこうした大会を続けるには、相当な幸運が必要だった。取締役員が定年を迎え、第1回大会を体当たりで企画された本社総務の女性が担当から降りた時点で、苦渋の決断を強いられる運命だったのかもしれない。たまごどんだってもう少し碁を強くなる予定だったのだが、人生は思い通りにいかないものなのだろう。欲を言えば、ムラタイノベーターカップ出身のプロ棋士を見てみたかったけどなあ。

画像は13回ムラタイノベーターカップのときの写真です。
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2018年07月24日

第13回ムラタイノベータカップ

たまごどんは7/21に本社で行われた第13回ムラタイノベータカップの審判役で参加してきた。イノベータカップは本社の方が準備されるが、碁について知っている方ばかりではない。そこで審判役として囲碁部のメンバーが必要になるのだ。たまごどんは、日頃はハードな業務でクタクタだったので、このイベント参加はたまごどんにとっても楽しみだった。金曜日に有休をとり、家族で滋賀の義父の家に行く。たま子は久しぶりにお祖父ちゃんとお祖母ちゃんに会えるので、この日を指折り数えて待っていた。

この大会の参加資格は小中学生であること、特徴は九路盤であることだ。クラスは若葉戦の初級、中級、上級と、一番上のチャンピオン戦とに分かれていて、チャンピオン戦で優勝するにはアマの五、六段は必要となる。たまごどんが担当したのは上級で、このクラスになるとトラブルはそうおきない。初段くらいは打てる子供が多いという印象だ。出来ればたま子にもこの大会に参加させてあげたいが、彼女は碁のルールをちゃんと理解できているか疑問だからな。

社員の田中伸拓さんはアマチュア本因坊を獲得されたこともあるアマ強豪だ。関西棋院からは藤原克也六段と瀬戸大樹八段をお呼びしている。今年は入門教室を藤原六段が、指導碁を瀬戸八段と田中さんが担当した。

子供は手が早く、あっとゆう間に終局する。三番勝負なので先後を替え、先に2勝したほうがプラス1点、2敗するとマイナス1点だ。クラスを分けても実力差はあるので、どうしても勝てない子供が出てくる。そうした子供には、受付のお兄さんお姉さんが「指導碁に行ってみない?」と誘うのだ。強い先生に勝った子供は、いい顔をして親のところに戻ってくる。瀬戸八段と田中さんはいい仕事するなあ。

午後になって会場をホールに移し、各クラスの決勝を行う。席上対局のために緊張しているのがよく分かる。チャンピオン戦は男の子が女の子に勝ち、瀬戸八段と戦うことになった。コミなし碁だから男の子が勝てると思ったけど、中盤に緩手があったようで大差となり、プロの技を見るばかりとなった。最後は、参加者全員を壇上にあげての記念撮影だ。今年はトラブルもなく、無事に大会を終えることが出来た。だんだんと運営スキルが向上しているのかなあ。
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大会が終わってから部員同士で練習した。たまごどんは3子置かせてもらったが粉砕した。課題は見えた。オイラはまだまだ強くなれる。たま子と一緒に、碁を頑張ることにしよう。



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2018年02月14日

羽生さんと井山さん、国民栄誉賞おめでとうございます

将棋界で永世七冠を達成した羽生さんと、碁の七冠に再び返り咲いた井山さんが、国民栄誉賞を授与された。

選ばれるべき人が選ばれて、本当に良かった。お二人ともおめでとうございます。
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2017年10月29日

井山裕太七冠の矜持と覚悟

図書館で借りた本が井山裕太七冠の勝ち切る頭脳だ。井山さんは囲碁界初の七冠王となった若き天才棋士である。彼が中国や韓国の棋士について、そしてAIについてどう考えているのかを読みたくなったのだ。

彼は中国や韓国の強さを正確な中終盤の力と考えている。

>僕が対戦していて特に感じるのは、読みであったり計算であったりといった「答えの出る分野」での正確さが際立っているという点です。(p189)

その正確さは布石分野にも及んでいること、中韓の囲碁人口の裾野の広さについても言及する。しかし、彼らの選手寿命が短く、その殆どが30代で国際棋戦から姿を消すことにも触れ、彼はこう結論する。

>(日本人のトップ棋士は)決して人真似ではなく、誰にも真似のできない「自分だけの碁」を、10代から20代にかけて確立してきた強みなのです。(p195)
>実際に中国や韓国の棋士にも、イ・セドルさん(韓国)やチェ・チョルハンさん(韓国)、古力さん(中国)のように30代になっても世界のトップで活躍されている人がいて、彼らは例外なく「自分の碁」を持っている人です。(p197 原文では韓国棋士の人名は漢字)

AI碁の代表格であるアルファ碁について、井山さんは「掛け値なしに強い」と太鼓判を押す。アルファ碁の強さは、彼の予想に反して、正解のある局面で間違い、むしろ答えの出ない場面で強かったそうだ。彼はAI碁との対局を希望している。これは彼自身の言葉で語ってもらおう。

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このように、人工知能をめぐって様々な想いが錯綜しています。そうしたなかで、僕がはっきり心に決めているのは「それでも自分はやっぱり、少しでも進歩したい」ということです。今の僕が抱いている気持ちは、これに尽きると言っていいでしょう。

どんなに人工知能が発達して強くなったとしても、僕の囲碁に対する興味が途切れてしまうことはありません。そしてこの気持ちが続く限りは、今よりちょっとでも囲碁がわかるようになりたいと思うのです。(p226)
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2016年04月05日

興行としてのコンピュータ囲碁

遺伝研オフで話題になったのが、イ・セドルとアルファ碁の対局だった。グーグルはアルファ碁との対局に大金を準備したが、いきなりイ・セドルが相手では興行的に美味しくなかったのではないだろうか。

そりゃアルファ囲碁の開発者としてはナンバーワン棋士と戦いたいだろうけど、それではプロレスのブック(筋書)が成り立たない。要するに、ククク‥、奴は四天王の中でも最弱‥が欲しいのだ。

将棋界はまず女流の清水六段が斬られ、米長会長が斬られ、そうした上で電脳戦が行われた。そして将棋界の至宝である羽生さんと最強ソフトとの真剣勝負はまだ実現していない。これだよこれ!反選手会同盟が正規軍と戦い、徐々に勢力を伸ばす過程もないと、”次の戦い”の演出が難しくなるだろうに。

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2016年03月11日

囲碁AIがイ・セドルに二連勝

グーグル開発のAI、囲碁第2局も勝利 トップ棋士との対局で


うーん、凄く唐突に、トップ棋士が人工頭脳に屈してしまった。将棋界にはまだ羽生さんがいると思っていたし、碁のトップ棋士が人工頭脳に破れる時はもう少し先だろうと考えていたけれど。恐ろしい時代になったものだ。

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2016年02月06日

囲碁ソフトが革新的に進歩したらしい

Googleの人工知能研究グループDeep Mindが開発した囲碁プログラム「AlphaGo」が、プロ棋士と対局して勝利したことが、Nature論文になったという。将棋ソフトがプロ棋士と互角以上になって、コンピュータが最後の関門とされていたのが囲碁だった。プロと対等に戦えるのに10年はかかるだろうと言われていたんだけどなあ。

最強の将棋ソフトPonanzaを開発した山本一成さんもその論文を読み、その内容に舌を巻いたそうだ。囲碁の最強ソフトの実力がアマ六段レベルだったのに、低段のプロ棋士を破るまでになっている。しかも次の対戦相手が韓国のイ・セドル(李 世乭)九段だ。彼は世界最強レベルの天才棋士で、現在の世界ランキングは5位だ。しかし、大橋六段がAlphaGoの棋譜を並べて、「ひょっとするとイ・セドル九段でも危ないかも」という感想を漏らしている。なんという長足の進化だ!

個人的にはプロ棋士に勝ってほしいが‥。むむぅ。ここまで囲碁ソフトが急速に強くなるとはねえ。

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2016年01月25日

井山棋聖が離婚していた

今日本中で一番強く、ひょっとすると世界で一番強いかもしれない井山六冠(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖)が、室田伊緒女流二段と離婚していた。たまごどんは仕事中にこのニュースを大阪の友達からメールで受け取り、ビビッてたじろいてしまった。たまごどんもブログで取り上げたことがあるあの二人が離婚とは!?全く、何が起きるのか分からないのが人生なのかもしれません。

それにしてもなあ‥。男性の魅力を収入だけで語るのもどうかと思うが、井山さんなら対局料だけで年収二億くらいいくだろう。そりゃ室田さんだって十分に稼いでいる人気棋士だけど。囲碁のトップ棋士の妻としてサポートする道もあったと思うけど、室田さんは選択しなかった。

お互い、それぞれの道を信じて進むしかないよな。
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2015年07月18日

第10回イノベーターカップ

たまごどんは第10回のムラタイノベーターカップのために、富山からボランティア参加した。前日から草津のお義父さんの家に泊まる手筈である。たま子は久しぶりに会う爺ちゃんと婆ちゃんに甘え放題であり、家族サービスも出来たようだ。気になる台風11号は夜のうちに抜けそうだし、まあ問題ないだろう。

ところが、台風の影響で、JR京都線が完全にストップしてしまった。京都までは何とか来られたが、会場である長岡京に行くことが出来ない。復旧の目途は全く立たないという。たまごどんは、お義父さんに教えられた四条から阪急のルートを使って会場に向かうことにした。それにしても、他の囲碁部メンバーや今日の主役である子供たちは、会場まで来ることができるのだろうか。

たまごどんはなんとか9時前に到着した。琵琶湖沿線の囲碁部メンバーはまだ到着していない。いや、プロ棋士の瀬戸七段すら到着していないという。しかし責任者は決断した。とにかく開場する、後は流れに任せる!その意気はボランティアメンバーにも伝わった。やるっきゃない!囲碁部メンバーもボチボチと揃ってきた。ある人は京都駅からタクシーを飛ばして来たという。

9時半の開場で親に連れられた子供たちが入ってきた。初めての子も居れば、前回参加してくれた子もいる。そうした中でも、責任者の携帯電話には次から次へと着信が入ってくる。「ええ、事情が事情ですからね‥、はい、お気になさらずに」

10時になり試合開始だ。お願いしますの声と、碁石の音とが心地よい。空席はあるけど、この状況でとにかく開催することが出来たのだ。たまごどんは若葉戦中級の手合係を、本社の女性と一緒に行った。彼女に聞くと、碁は全く分からないそうだ。それでも子供たちが嬉しそうに碁を打っている姿を見るのが楽しいという。この大会は一企業が手弁当で開催している大会だ。参加費すらも頂いていない完全な持ち出しである。大会が開催できているのは、会社側の理解と、裏方を務めてくれるこうした方々の献身によるものだ。たまごどんは一囲碁ファンとして感謝します。「いつか、娘にルールを教えて、参加させてあげたいんですよねえ」とたまごどんが言うと、彼女はにっこりと微笑んでくれた。

こうして第10回イノベーターカップは、長く語り継がれるべき大会になった。
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2015年05月27日

たまごどんの棋譜が新聞に載った

野洲の囲碁部の先輩から、たまごどんの棋譜が京都新聞に載ったとメールがあり、新聞記事をPDFファイルにして送ってくれた。第47回京滋職域・団体戦で、自己申告した段位での置碁だ。たまごどんは初段、相手は三段ということで、二子局である。

解説では相当に褒められているので、少々くすぐったい。

>黒40のコスミ、これは文句なしに「才能あり」の一手だ。
>全局を通して黒の打ち振りは優秀。○○さん(本名)が目標としている「いつかは六段」に可能性を感じさせる内容だった。

確かに実力以上には打てている。しかし、封鎖できない白石との判断が出来てなく、相手の弱い石にツケノビ定石を選択して攻め味を無くしているなど、粗い点も目につく。棋譜を見直すというのは勉強になるなあ。対局後に棋譜を残せるだけの実力が欲しいですわ。



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