たまごどんが行く!

たまごどんの日記なのら。

国際政治

国連特別報告者の意見は国連の意見に非ず

国連特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、共謀罪を成立させた日本政府に公開書簡を送りつけてきたそうだ。この国連特別報告者という制度について、国連HPで調べてみた。

>人権侵害を調査し、「特別手続き」に従って個々のケースや緊急事態に介入する。人権専門家は独立している。個人の資格で務め、任期は最高6年であるが、報酬は受けない。

特別報告者は、国連からの報酬を貰わずに、個人の資格で報告することができるという立ち位置のようだ。要するに名誉職だな。国連も金がないので、善意かつ自己負担で報告書を作成する方に『国連特別報告者』という肩書をプレゼントするということなのだろう。まとめると、特別報告者の意見が国連の正式な意見と見做すというは無理があるね。特別報告者の中にもおかしな人は居るらしく、最初のまとめサイトに挙げられた例だと、「日本の女子学生13%が援助交際をしている」とした報告書は、日本側から抗議されて撤回している。

たまごどんに馴染みのある特別報告者は、フクイチ事故を受けての福島の健康調査が十分ではないと主張したトンデモさんのアナンド・グローバー氏、ありもしない慰安婦の強制連行を事実として国際社会に報告したラディカ・クマラスワミ氏がいる。グローバー氏は科学への無知であり、放射脳が湧いている方の熱狂的な支持で終わったが、クマラスワミ報告書は日本の国益を大きく損なわせた。

まあ、個々の特別報告者についての言及はいいだろう。繰り返しになるが、肝心なことは特別報告者の提出する報告書が国連の意見ではないという事実だ。共謀罪について触れると、ケナタッチ氏の指摘事項が正しいのか、それとも日本政府が法案成立を急いだ論理が正しいのかについては、たまごどんは判断を保留している。

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朝鮮半島をトランプとカールビンソンで読み解く

昨日たまごどん一家はネズミーランドから帰ってきた。残りのフレックス休暇は自己研鑽と体のメンテに使うつもりだが、たま子も元気一杯なので予断を許さない情勢である。

予断を許さないといえば、朝鮮半島だ。今のところ分かっていることは、米軍空母カールビンソンはインド洋に居て、朝鮮半島に向かってはいないことトランプ大統領が、朝鮮半島が歴史的に中国のものだと発言したこと同じくトランプ大統領が中国を為替操作国ではないと発言したこと、くらいかな。

では、たまごどんの推理を披露しよう。米中首脳会談で、トランプは朝鮮半島の非核化と中立化を中国の習近平に持ち掛けた。中国のメリットは、朝鮮半島の事実上の支配権をアメリカが認めることと、為替操作について当面触れないこと、そして在韓米軍の撤退だ。アメリカはコウモリの韓国を切ることで在韓米軍を撤退することが出来、オバマケアの撤回に失敗したトランプの得点にもなる。金正恩をはじめとする金一族はシリア空爆で脅して、亡命を強く迫った。亡命先はもちろん中国だ。中国にとってはアメリカに恩を売ることもできるし、北朝鮮に中国の言うことを聞く傀儡(核武装を指向しない新独裁者)を置くチャンスでもある。その傀儡は金正男の息子ハンソルになるかもしれない。

カールビンソンがインド洋に居る理由は、金正恩への執行猶予とみる。中国の説得が失敗に終わったらアメリカ単独の軍事行動に移るだろう。繰り返しになるが、トランプにとっては得点になるし、負ける心配がない戦だからだ。韓国が混乱するだろうが、その面倒は中国の仕事になっているんだろう。IMF危機から今日まで、韓国からの利益は十分吸い上げた。核ミサイルの目標地点が韓国ならやむを得ず、日本ならばイージスシステムで迎撃する。最初の一太刀さえ急所をハズれれば、いや急所にヒットしたとしても、金王朝は滅亡することになる。

歴史的に朝鮮半島が中国のものという発言はアメリカ国民へ向けたものだ。歴史的に朝鮮半島は中国のものだった→だから昔の状態になっただけなので、アメリカが負けたわけではなく正常化しただけだ、という理屈だ。

日本には逐一情報を入れている。日本を攻撃したらただでは済まないぞと北朝鮮には何度もアナウンスし、宗主国の中国の説得をお願いしているという状況だ。アメリカによる北への攻撃があるとすれば韓国の大統領選挙前だろう。これは大統領が決まると韓国だけ蚊帳の外という訳にはいかなくなるだろうからだ。

という訳で、朝鮮半島はかなりキナ臭い状況と思っている。長嶺大使も万一の事態に備えているはずだ。急ぎの用事でなければ、韓国渡航はお控えください。


トランプ大統領による移民受入れ停止

トランプ大統領が移民の受入れを停止したことで、アメリカが混乱している。

【ニューヨーク=上塚真由】トランプ米大統領がテロ対策として難民・移民の受け入れ停止や凍結などを命じる大統領令に署名したことを受け、28日までに170人以上の難民らが米国への入国を拒否された。ロイター通信が報じた。自国の安全確保を最優先に掲げ、難民・移民に不寛容な政策を断行するトランプ政権の方針に各国首脳からも批判の声があがっている。

トランプ大統領は移民受入れ停止を堅持するようだ。たまごどんが見たところ、トランプ大統領のブレーンが上手く機能していない気がする。国務省の高官が辞任しているという報道もあるのだ。大統領選での公約を実行したいトランプ大統領には、それを実現可能な政策に落とし込むスタッフが決定的に不足している。こりゃまだまだ揉めるぞ。

アメリカが大国である最大の理由は、人種を問わずに優秀な人材が集まってくる点にあるとたまごどんは思っている。特に科学分野がそうだ。古い例だが、アインシュタインフォン・ブラウンエンリコ・フェルミなどの超一流の頭脳がアメリカに渡り、アメリカを勝利に導いてくれた。冷戦時代のサハロフ博士のように自由な研究を求めて、そして富と名誉を求めて、研究者はアメリカを目指したのだ。その結果アメリカの科学水準は他国を圧倒し、アメリカという超大国の力の源泉となっている。そのことを理解できないほどトランプは馬鹿ではないと思うのだが‥。

移民受入れ停止に懸念を表明したグローバル企業は多い。こうした反対の声はトランプの中で想定内なのかどうか。正直、就任早々ここまでハラハラするアメリカ大統領は初めてです。
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TPPの流産について

アメリカのトランプ大統領が不参加を決定したことで、TPPは流産が決定した。トランプ大統領の目玉政策であり、就任最初の大統領令でもあるので、この判断が覆ることはまずあるまい。

たまごどんはTPPの効果に懐疑的だった(その1その2)ので、TPPが発効に至らなかったことは目出度いと考えている。現在は安倍総理がアメリカにTPP参加を呼び掛けているが、この行動の方が危ないとおもうけどな。TPPが決裂した後にはアメリカとのFTAに関する交渉が始まるのだ。そのときにTPP合意の前提ありきで会議が進むことは、日本の国益に適うまい。むしろ「我が国はアメリカさんに強く誘われてTPPへの参加を決め、交渉を進めてきましたが、言い出しっぺのアメリカさんが一抜けたですか。まあいいでしょう。それでは一から二国間交渉を詰めていくとしますか。」という態度でいるべきなんじゃないだろうか。

この辺りまでのことだったらTPPに少し関心の強い方なら容易に思い至る考えだろうから、時間切迫のときに出す小ネタ程度かなと思ってストックしていたが、今日はこんな記事を見つけたのだ。

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>民進・野田幹事長「首相、地球を俯瞰じゃなくてポカン」

>トランプさんが勝ってもクリントンさんが勝っても、TPP(環太平洋経済連携協定)は発効する見込みがなかった。でも強行採決でごり押しした。
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民主党(現 民進党)政権時代の、他ならぬ野田政権のときにTPP参加を決めたことはガン無視かね?(゚д゚)ポカン
党としての反省をちゃんとしないと、支持率の回復なぞ夢物語ですよ。
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韓国大使の帰国カードを切ったか!

日本政府は韓国大使を帰国させるという手段に出た。

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菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、韓国プサン(釜山)の日本総領事館の前に、慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことは極めて遺憾だとして、当面の対抗措置として、韓国に駐在する長嶺大使らを一時帰国させることなどを発表しました。

この中で、菅官房長官は、韓国プサンの日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことについて、「おととしの日韓合意では、慰安婦問題が最終的で不可逆的に解決されることを確認している。にもかかわらず少女像が設置されたことは、日韓関係に好ましくない影響を与えるとともに、ウィーン条約に規定する領事機関の威厳等を侵害するもので極めて遺憾だ」と述べました。

そのうえで、菅官房長官は、当面の対抗措置として、韓国に駐在する長嶺大使と森本プサン総領事の一時帰国、緊急時に通貨を融通しあう通貨スワップ協定の再開に向けた協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期、それにプサン総領事館の職員による、プサン市関連行事への参加見合わせを発表しました。

そして、菅官房長官は「政府としては少女像を早急に撤去するよう、引き続き韓国政府や関係自治体に強く申し入れていく。引き続き韓国側に対し、少女像の問題を含め、日韓合意の着実な実施を求めていきたい」と述べたうえで、すでに対抗措置を講じることを韓国側に通報したことを明らかにしました。

また菅官房長官は、記者団が対抗措置をいつまで続けるのか質問したのに対し、「状況を総合的に判断して対応していきたい」と述べるとともに、「韓国はまさに隣国で極めて重要な国だ。そういう中で、今回このような措置をとらざるを得なかったのは極めて残念だが、そこはお互いに国と国として約束したことは履行してほしいという強い思いだ」と述べました。
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この日本の対応に、韓国外務省は混乱している。え!!今までのイルボンと違うニダ!?韓国政府の混乱と、アメリカ大統領就任前という時期もバッチリの外交カードだと思う。日本政府の本気に韓国が気付いたとしても、すでに時は遅い。韓国政府は全くの打つ手なしのようにたまごどんには思える。これについては詳しく考察しよう。

まず前提として、現在の韓国は経済的に極めて厳しい状況にある。中国経済がリセッションとなったために低価格部品・製品が売れなくなり、技術力が必要な高価格部品・製品は日本企業に勝てない。1997年のIMF危機の時に行った政策のメインは、財閥間の事業交換(ビッグディール)であった。この政策はプレイヤーを減らすことで韓国内で収益を上げられるようにし、そうして得た体力でグローバル競争で勝つというものだ。2004年頃までは確かに機能していたこの政策も、家計負債の上昇、韓国製品の品質問題の表面化(サムソン電子のスマホ爆発問題現代自動車の燃費偽装問題)、造船の構造調整の遅れによる赤字垂れ流し(現代重工業や大宇海洋造船)によってままならなくなった。本来なら収益を先行投資して将来に備えなければならない財閥企業は、不動産バブルに浮かれていたという間抜けっぷりだ。

国際通貨でないウォンはボラティリティ(流動性)が高く、ドルの流動性不足とキャピタルフライトが重なると、韓国は通貨危機の局面を迎える。これを抑える機能がスワップだ。韓国は日本やアメリカとのスワップで経済的に何度も救われている。リーマンショックでの韓国財務省が行った金策については「完全にヤバイ!韓国経済(三橋貴明、渡邉哲也)」に詳しい。同書を読めば、なりふり構わぬスワップ枠の拡大依頼(なんと晩餐会でも必死に懇願したようだ)の経緯がよく分かる。

日本側の対抗策をおさらいすると以下の通りだ。
(1)長嶺安政・駐韓日本大使と森本康敬・在釜山日本総領事の一時帰国
(2)日韓通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断
(3)在釜山総領事館職員による釜山市関連行事への参加見合わせ
(4)日韓ハイレベル経済協議の延期

経済項目は(2)と(4)であり、(2)についての影響は大きいだろう。外資の韓国投資の抑制、株式相場の暴落、ウォン安が同時に起きかねない。これらの要因で外債が膨らむと銀行のバランスシートが毀損し、さらに信用不安が高まる負のスパイラルから抜け出せなくなる可能性があるからだ。AIIB(実質は中国共産党)がどう動くんだろうね。

本当にきついのは(4)かもしれない。というのも、日韓ハイレベル経済協議は1998年の「日韓共同宣言」金大中大統領、小渕恵三内閣でなされた宣言に基づくもので、政治・外交と経済とは分離して考えて、両国の経済発展を総括的に協議するってものである。実際のアクションに直接結びつく訳では無いが、この協議をしないって事は政治・外交と経済とを分離しての協議はしないということだ。ということはですよ、竹島という日本国土を武力で占領している韓国とは、経済援助を一切しないと解釈することもできるのだ。韓国が竹島を日本に返す訳がないから、この状況はすっと続くことになる。

先に書いたが、日本政府がカードを切るタイミングが絶妙だ。韓国政府が機能していない時期で、アメリカ大統領の実質的な空白期でもある。先に日韓合意で10億円を拠出したのも、「日本は全てやるべきことをやっている。合意を踏みにじったのは韓国だ」と主張するためだろう。死に体のオバマが動くかどうかは分からないが、日本には何も言えないだろうと読みきっている(追記:安倍晋三首相とバイデン米副大統領の電話会談で、バイデン副大統領から日韓合意の履行を「強く期待する」との言質をとったそうです)。これは偶然だろうが、THAADで中国とギクシャクしているタイミングというのも付け加えておきます。

10億円の拠出にはリスクもあった。すなわち「10億出したのだから強制連行を認めたのだろう」と国際社会に思われてしまうというリスクだ。しかしそれよりも、強制連行という虚偽を韓国国民が信じ切っているという状況が韓国を苦しめている。今さらプサンの慰安婦像を撤去できるか?火中の栗を拾う政治家が韓国から出てくるのか?韓国大統領候補は朴槿恵も含めて反日一直線のメンツばかりだ。

正直に言おう。たまごどんが韓国の政務担当者だったとして、この先の打つ手をほとんど思いつけないのだ。大使を本国に帰国されてしまった以上、日韓合意を進めなくてはならない。経済的な余裕は全くない(今すぐにでもスワップ締結してほしい)。独島の譲渡はもちろん、慰安婦像の撤去も現実的に無理だ。そもそも誰に進言すればいいのかすら分からない。

慌てた韓国の反応はここにある。
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 韓国の尹炳世(ユンビョンセ)外相は6日午後、長嶺安政駐韓日本大使を外交省に呼んだ。韓国外交省によれば、尹氏は釜山総領事館前の少女像を巡る日本の対抗措置を遺憾とする韓国政府の考えを伝えた。日韓関係の悪化について、韓国政府が深刻に受け止めている状況の表れとみられる。

 同省によれば、両氏は日韓慰安婦合意を徹底的に履行していく立場を改めて確認し、両政府の信頼関係を基礎に、日韓関係を引き続き発展させていくべきだという認識で一致した。

 また、企画財政省も同日、「政治外交的な原因で韓日通貨スワップ協議を中断するのは遺憾だ。経済金融協力を維持することが望ましい」とコメントした。

 一方、韓国の最大野党「共に民主党」は6日、「わずかな真心がこもった謝罪すらなく、自らの正当性ばかり主張する日本政府は、人権と世界正義と争うつもりか」と日本側を非難。日韓慰安婦合意の破棄と日本政府の謝罪を要求した。(ソウル=牧野愛博)
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そうだな。日本側としてはプサンの像と大使館前の像の撤去が、対抗措置(1)、(2)、(3)の解除の最低条件とすればいいんじゃないでしょうか。プサンの像ならともかく、大使館前の像の撤去は無理だろうと思うからだ。しかもこの要求は、日韓合意そのものなのだし。
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アメリカ大統領選を再考する

ヒラリー氏の得票数がトランプ氏よりも200万票リードしているという記事を読んだ。現行のアメリカ大統領選挙であればありうる話だ。トランプは大富豪ではあるが、資金調達力はヒラリーの方が上だ。地盤、看板、カバンに負けると判断した州、具体的にはニューヨーク州とカリフォルニア州になるが、こうした州をトランプは捨てた。そして全精力を接戦州(スウィング・ステート)につぎ込んだのだ、大統領選挙で勝つために。

トランプの選対本部長は三回変わっている。最初はコーリー・ルワンドウスキー2番目はポール・マナフォートだ。2回もの選対本部長の交替劇は、大統領選の事実上の終焉となるはずだった。
3番目の選対本部長であるケリー・アンコンウェイが、トランプを大統領の椅子に座らせた立役者になる。

>ケリー・アンコンウェイ氏(勝利演説後にトランプが指差している女性)は、共和党の女性支持者を増やした実績のある世論調査専門家。今年8月に、トランプ氏の3人目の選対本部長に就任しました。

彼女の選挙戦は見事だった。自陣にはまだ劣勢と煽って奮起を促し、各州の支持層を分析した。ヒラリーのメール問題という追い風が吹いたにせよ、ほぼ互角で終盤戦を迎えることができた。彼女が選んだ最終演説の地はミシガン州だった。ノースカロライナ州が劣勢と分かったアンコンウェイ氏は、急遽ミシガン州を獲りにいったのだ。その賭けは、ミシガン州もノースカロライナ州もトランプの勝利という、陣営にとって最高の結果となって花開いた。

投票数で全てが決まるなら、鳥取県知事(有権者数57万人)よりも世田谷区長(有権者数70万人)の方が民意を反映していることになる。アメリカは歴史的な背景から代理人選挙を選択し、今日までこの方式を実行しているのだ。そのルールはヒラリーだって熟知している。票の不正操作が行われていたなら別だが、トランプは民主的なルールに則って大統領の座を射止めたということを忘れてはいけない。

たまごどんは、今回のトランプ陣営の選挙戦略を、2007年7月29日の参議院選挙における民主党の戦略(正しくは小沢の戦略)と同じように評価する。トランプはここからが正念場だ。民主党のような瓦解の道に進んでいくのか、それとも‥

偉大なアメリカを取り戻すために彼がどんな手を打つか、たまごどんは期待と不安を抱きつつ見守ることにしよう。

<追記>
「偉大なアメリカを取り戻す(Make America Great Again)」は大統領選挙におけるトランプのスローガンです。

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トランプ大統領とビンズ・マクマホン会長は盟友だった!

ここによると、トランプ大統領とWWE会長のビンズ・マクマホンとは盟友だそうだ。WWE(World Wrestling Entertainment)はアメリカのプロレス団体であり、プロレスをメインディッシュとしたストーリー作りが上手く、日本にも多くのファンを抱えている。たまごどんもWWEの爆発的面白さに惹かれたプロレスファンだ。そして、WWEの面白さはビンズ・マクマホンが登場するかどうかで大きく変わる。極端にビルドアップされたビンズが悪のオーナーとしてリングを暴れまわると、WWEファンは喝采を上げるのだ。

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しかし、リング上で尻丸出しで打ち負かされる、おもちゃのピストルを向けられて失禁することもある。後述するアメフトリーグ「XFL」の失敗など、あまり触れられたくない事由も積極的に活用している。また、団体の最高権力者としてプロレスラーや観客を見下した演説を行い、時には「Mr. McMahon's Kiss My Ass Club(キス・マイ・アス・クラブ 日本語版の字幕では「ビンスのケツにキスする会」)」と称して、従わないレスラーに屈辱的な姿勢を強要し、観客を煽ることもある。それでも従わないレスラーには、「You're Fired!(キサマはクビだ!)」の決め台詞が待っている。
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たまごどんがトランプ候補を知った時は、「へー、ビンズ以外にもYou're Fired!って言う奴がいるんだ」と思っていたが、そういうことね。トランプ次期大統領はトランプという暴君を演じる役者であると理解すると、いろいろ見えてきそうだ。

おそらくトランプ陣営には多くのストーリーテラーが雇われ、その中で一番出来のいいものが採用されるんだろう。それを演じるのはトランプだ。WWEではヒールとベビーフェースがよく交替する。トランプの政策を知るには、彼のブレーンを分析する方が間違いなさそうである。
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トランプ狂騒曲

トランプ大統領の誕生が確実になった。そして世界が騒がしくなった。

トランプ氏がなぜ勝ったのかというと、現状を変えるという強いメッセージだろうな。ラストベルトに代表される製造業の不振、拡大し続ける貧富の差、後から後から入ってくる移民。白人の中産階級に属する有権者は、現状を維持するだろうヒラリーよりも、とにかく何かを変えてくれそうなトランプに票を投じた。

トランプは泡沫候補から共和党代表を勝ち取った。後知恵で考えると、このときの勢いがトランプの原点だったのだろう。その時点で一番大衆に響くセリフをガツンと言うのがトランプのスタンスだ。大統領選での手ごたえはトランプ自身が最も感じていたんじゃなかろうか。もしも民主党がサンダースでまとまっていれば、トランプの勝利はなかっただろう。

隠れトランプ支持者のことをThe Silent Trump Voterというそうだ。定義は、「差別主義者だと世間に思われたくないけど心の中では現政権に失望している人」とされている。ポリティカルコレクトネス(PC)に反対できないアメリカで、トランプ支持を表明するのは難しい。だからこそ彼らは、自分たちの本音を代弁してくれるトランプに心の中で喝采をあげ、彼に投票したのだ。

株価は不安定になった。円が買われて円高になり、円高のために日本株が売られたのが昨日だ。今日はその逆の動きがあり、日経平均株価は昨日1000円ほど下がって今日は900円上がるという、なんとも乱暴な値動きになった。フィリピンのドゥテルテ大統領とロシアのプーチン大統領は、トランプ大統領を歓迎している。

たまごどんの見たところ、トランプの頭は決して悪くない。彼には、自分が泡沫候補だった時から自分の売り込み方を知っていて、それを徹底できる有能さがある。ポッポとは違うね。TPPがご破算になるのは確実だが、中国に覇権を渡すことになるアジアからの軍事撤退はないと思うけどな。トランプの壁は作るかもしれないが。アメリカが日本の自主防衛をお望みというのなら、そうさせてもらうことにしよう。

アメリカがグローバル化路線を変更しようとしているのは、少なくともアメリカにとって良いことだ。国内の製造業を育成するためには、保護貿易的な政策も必要なのだから。

余談だけど、トランプのモノマネ芸はかなり難しい。なにせ、本家の言動よりも面白いことを言わないといけないのだからね。頑張ってよ、レーザーラモンRG。
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移民問題と選挙の洗礼

ドイツのメルケル首相は19日、自ら率いるキリスト教民主同盟(CDU)がベルリン市議会選で「苦い敗北」を喫したのを受けて、移民受け入れ推進が大敗につながったと責任を認めた。

メルケルも昔は、移民を無制限に受け入れることは出来ないというまともな主張をしていたらしい。けれども、いくら経済指標が良かったドイツでも、これ以上の移民受け入れは無理だろう。怒っているのは移民受け入れを表明したドイツに向かってなだれ込んできた移民を預かっている通過国だ。たまごどんだったらドイツに損害賠償を求めるけどな。

ドイツに移民100万人以上を受け入れるとメルケル首相が表明して以来、CDUの地方選敗退が相次ぐ一方で、AfDは支持を伸ばしている。ドイツ国内の16地方議会のうち、AfDはこれで10議会で議席を得たことになる。こりゃまだまだ負け続けるだろう。ナチの反省から、受け入れ態勢以上の移民の受け入れを表明したドイツ政府はそのために右翼の台頭を許していることになる。

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ドイツで頻発するテロ

ドイツで銃声と爆弾が乱れ飛んでいる。ドイツ南部アンスバッハで、野外コンサートを狙った自爆テロが24日に起き、1人が死亡、15人が負傷した。容疑者は27歳のシリア人の男性で、難民申請を拒否されたことで自殺未遂も起こしていたそうだ。

ドイツでは他にも、18日にビリュツブルクでのアフガニスタン人少年の犯罪(4人が重軽傷)、22日にドイツとイランの二重国籍の男が起こしたミュンヘンでの銃乱射(9人が死亡、27人が負傷、犯人は自殺)。僅か1週間でテロが溢れている。

テロだけが問題ではない。移民によるドイツの犯罪率も上昇しているという。1年前に受け入れた100万人を超える移民により、2016年の第一四半期に69000件の犯罪が増加したという。記事には、移民の犯罪は1月から3月の間に18%以上減少したというから、少しくらいは改善しているのだろうか。でもこの数字も、ドイツ経済がおかしくなったらすぐに爆発するような気がするけどね。

一般のドイツ人の反応はこことかここにあった。移民受入れ政策は失敗だったというのが大方の反応で、これは当然だと思う。移民を受け入れるというのは彼らとともに社会を作るってことだし、それには「同じ国民」という意識が無いと厳しい面があるのだ。ミュンヘンの銃乱射の犯人は、「俺はドイツ人だ!」と叫んだという。ドイツ国籍を取得した外国人移民が、直ちにドイツ人になる訳ではない。就職・結婚・昇進などで移民とドイツ民との差別待遇に直面すると、移民は社会に絶望する。そして彼らは、たやすくISIS団の勧誘に乗っかってしまう。

正直、たまごどんにはドイツが移民にどう対処するべきかの良い知恵が無い。何の前触れもなく、社会への不満を隠していた移民がショッピングモールで銃を乱射する状況下で、どんな政策が効果的なんだろう。

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